ヴァン湖浄化事業、進行中
2022年11月25日付 Hurriyet 紙


トルコ最大の湖であるヴァン湖について重要な「先進バイオ浄化事業」に着手して以降、湖の汚染を取り除くため昨年開始された泥の除去が今年も続いている。現在までに61.5万立方メートルの泥とヘドロが除去され、第一段階の作業が終了し、第二・第三段階の作業開始が明らかにされた。

ヴァン広域市が、昨年6月5日の世界環境デーにレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領夫人のエミネ・エルドアン氏が参列した式典を期に開始し、予算1.8億リラの「先進バイオ浄化事業」に着手にすることで、ヴァン湖は何年にも渡る排水汚染から解放された。以前は一日当たり約10.5立方メートルの水量のわずか20%が浄化される一方で、残りの汚染水は直接湖に流れ込んでいた。このこともヴァン沿岸をはじめとして湖に深刻な汚染をもたらした。

■第一段階の90%が終了

ヴァン広域市は、市の環境保護・管理局を通じて同湖の現状の汚染を除去するため、昨年行動を開始した。「ヴァン湖水域保護行動計画」の中で事業計画を立てた同市は、それ以前に排水が浄化されないまま湖に排出されたため底に溜まったヘドロを除去する取り組みを行った。埠頭沿岸で、50の機材と65人の人員による作業を実施した結果、現在までに61.5万立方メートルの泥とヘドロが取り除かれた。第一段階の作業の90%が終了した。ユズンジュ・ユル大学と埠頭7月15日公園間の第二段階およびイペキヨル区ヤシャル・ケマル公園沿岸区域の第三段階の作業も開始した。

次世代へ、より綺麗なヴァン湖を残すために始められた泥の除去作業が、湖の生態系に好影響を与え、事業の中で14キロメートルの沿岸一帯で270万立方メートルの泥を除去するのを目指していると明らかにされた。

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( 翻訳者:関口ひなた )
( 記事ID:54527 )