ワールドカップ出場のガラタサライ選手5人、出場1人にがっかり
2022年11月25日付 Milliyet 紙
カタールで開催されているワールドカップ2022では興奮の瞬間が続いている。第1節を終えた時点では、スュペル・リギのビッグクラブ・ガラタサライでは落胆の声が聞かれている。
11月21日に開幕したワールドカップ2022では興奮の瞬間が続いている。カタールで開催されているこの大会は、初めて夏ではなく秋から初冬にかけての開催となった。ガラタサライはワールドカップに注目していたが、第1節を終えて落胆の声が聞かれている。
■フロリヤに集合
リーグのここ3試合でカラギュムリュク、ベシクタシュ、バシャクシェヒルに3連勝し首位・フェネルバフチェとの勝ち点差を2に縮め、ワールドカップ期間を前に士気が高まったガラタサライの選手たちは、今日フロリヤ・メティン・オクタイ練習場に集合し、代表チームに招集された選手抜きでイスタンブルスポル戦に向けた調整を開始した。
■ブルク監督の唯一の心配は
ガラタサライは、代表戦によるリーグ戦の中断期間とその後に控える休み節により、チームの調子を再び上げるのにとても苦労していたようだ。ガラタサライはその期間中立て続けに勝ち点を失っており、現在リーグ戦の戦績は上々ながらもワールドカップによりそれが中断されることに一抹の不安を抱いている。オカン・ブルク監督は、ここで同じ失敗を繰り返さないための予防策に着手した。チームは練習試合などにより調子を維持することを計画している。
■ユスフ・デミルは治療中
外国人選手の受け入れ制限により出場機会を得られず、怪我によりメンバーから外れていたガラタサライの若手有望株であるユスフ・デミルは、ワールドカップ期間中に治療に入った。デミルはこの期間を有効活用するために治療プログラムを与えられ、このプログラムをこなしつつ個人トレーニングでも調整する。ユスフのガラタサライでのパフォーマンスが復調すれば、冬の移籍期間で出場機会を得られるチームにレンタル移籍する可能性がある。
■エムレ・タシュデミルは諦めない
シーズン序盤にはリザーブメンバーにさえ入れなかったが、数試合ほどして左サイドバックのポジションを掴み、負傷離脱するまで誰にも定位置を明け渡さなかったエムレ・タシュデミルには、諦めるつもりはまったくない。27歳のタシュデミルは、ワールドカップ期間中に怪我から復帰しポジションを奪回することを狙っている。エムレにとって左サイドバックの最大のライバルは19歳のカズムジャンになる。もう1人の左サイドバックであるファン・アーンホルトは、1月に移籍することが確実視されている。
■ワールドカップではセフェロヴィッチのみが出場
12月18日まで続くワールドカップの期間中、リーグ戦は中断される。この期間内にリーグ戦がないとはいえ、ガラタサライはスュペル・リギで最も多くの選手をワールドカップに送り込んでいるチームであり、ワールドカップを最も注視するクラブとして注目される。
しかし、ガラタサライでは第1節が終わった後落胆の声が聞かれている。ガラタサライがワールドカップに送り込んだ5人の選手のうち、第1節で出場機会があったのはセフェロヴィッチのみだった。スイス代表でプレーするセフェロヴィッチは72分に途中出場した。それ以外のネルソン、メルテンス、ムスレラ、トレイラは出番がなかった。
スュペル・リギからワールドカップ代表チームに選ばれている選手は以下の通り。
ガラタサライ→5人
ルーカス・トレイラ(ウルグアイ)
ヴィクトル・ネルソン(デンマーク)
ハリス・セフェロヴィッチ(スイス)
ドリース・メルテンス(ベルギー)
フェルナンド・ムスレラ(ウルグアイ)
ベシクタシュ→4人
ボウト・ベグホルスト(オランダ)
ロマン・サイス(モロッコ)
ジョルジュ=ケヴィン・エンクドゥ(カメルーン)
アティバ・ハッチンソン(カナダ)
フェネルバフチェ→2人
ミシー・バチュアイ(ベルギー)
エネル・バレンシア(エクアドル)
トラブゾンスポル→2人
マキシ・ゴメス(ウルグアイ)
イェンス・ストリガー・ラーセン(デンマーク)
カイセリスポル→2人
マジド・ホセイニー(イラン)
アリ・カリミ(イラン)
アンタルヤスポル→1人
ハジ・ライト(アメリカ)
アランヤスポル→1人
ファマラ・ディエディウ(セネガル)
ハタイスポル→1人
サム・アデクグベ(カナダ)
コンヤスポル→1人
フランシスコ・カルボ(コスタリカ)
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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:54530 )