ごみゼロ教育・シミュレーションセンター開館!エミネ・エルドアン「私たちの未来は確かな手にある」
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の妻、エミネ・エルドアンは、子どもたちがごみゼロを理解することや、ごみゼロプロジェクトを担うことの重要性を強調し、「私たちの未来は確かな手にあると考えている」と述べた。
エミネ・エルドアンは、自身の支援のもと実施されている「ごみゼロプロジェクト」の一環で、アンカラ市のアルトゥンダー区によって首都国民公園に設置され、トルコ初の「ごみゼロ学校」である「ごみゼロ教育・シミュレーションセンター」の開館式を行った。センターに来館したところで、アルトゥンダー区ギュネシュエヴレル幼稚園の園児らによって花束で出迎えられたエルドアンは、センター開館のテープカットを行った。センターの図工室での工作で、古紙や松かさからフラミンゴの作品を作る子どもたちを参観し、彼らと会話を交わしたエミネ・エルドアンは、「皆さんよくできました。素晴らしいものを作りましたね」と述べた。
アルトゥンダー区長のアスム・バルジュとセンター長のギュネシュ・イペキから説明を受けたエルドアンはその後、センターで廃棄物から作られた製品が展示されているコーナーを見て回った。
■「ごみゼロは、同時に無駄遣いを防ぐものである」
子どもたちとふれあったエミネ・エルドアンは、6歳のレイヤン・ギュレチュ・ムスルの、「ごみゼロは、同時に無駄遣いを防ぐものです。人や動物の暮らしを容易ににして、よりよいものにします」という言葉に拍手を送りながら、その子どもを褒めた。幼いレイヤンは、エミネ・エルドアンの望みに応じて、廃棄物から作られた製品を次々に説明した。センターにあるコンポストの生産物の広場も見て回ったエミネ・エルドアンは、環境都市整備・気候変動省によって導入された手動のコンポスト装置を見学した。
訪問の後に会見を行ったエミネ・エルドアンは、センターをとても気に入ったことを説明しながら、「我々のアルトゥンダー区を祝福します。子どもたちがこれを理解し担うことが、私たちの行く末を明るいものにしてくれたらいいのですが。それゆえ、我々の未来は確かな手にあると考えています。ここでの教育が我々の全市町村に反映されることを願います。すべての子どもたちにこの教育を役立ててほしいと思います」と話した。
子どもたちのごみゼロに関する発言が自身をとても感動させたと説明したエルドアンは、自分の孫たちのお手本とするために、撮影したものを見せたいとも述べた。子どもたちに、中にごみゼロゲームやごみゼロ本が入ったおみやげと一緒に、ごみゼロ学校の修了証を授与sたエルドアンには、アスム・バルジュ区長が廃棄物から作られた絵画を贈呈した。エミネ・エルドアンはそれから、センターの庭を歩きながら、子どもたちと一緒に写真を撮った。
( 翻訳者:梅田 茉奈 )
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