エルドアン大統領、プーチン大統領と電話会談
2022年12月11日付 Hurriyet 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。会談では、エネルギーをはじめ、トルコとロシアの関係、穀物回廊及びテロ対策を含む地域問題が議論された。

エルドアン大統領は、プーチン大統領と電話会談を行った。

会談中、エルドアン大統領は、お互いの協力によって現時点まで1300万トン以上の穀物を必要としている人々に確実に届けられるようにしたと語った。また、穀物回廊を利用して様々な食料品及び次第に他の商品の輸出に徐々に取り組み始めることになると述べた。

エルドアン大統領は、ロシア・ウクライナ戦争ができるだけ早く終結することを心から願っていると表明した。

■エルドアンの30キロメートルの訴え

エルドアン大統領は、PKK/YPG/PYD(※)のシリア北部における分離主義運動及びトルコを標的としたテロ攻撃が続いていると指摘し、2019年のソチ合意に従って、テロリストを当面国境沿いの少なくとも30キロメートル奥まで押し返すことが重要かつ優先事項であると述べた。

エルドアン大統領は、金曜日にTRTワールド・フォーラムにおいて、プーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領と会談すると明らかにした。

エルドアン大統領は、自身の発表で次のようなことを述べた。

「この危機を解決するために、日曜日にプーチン氏と会談する予定です。同様に、ゼレンスキー氏とも。この会談では、穀物回廊をより強化させ、プーチン氏も述べたように、まずは開発途上国に、この穀物回廊及び穀倉地帯の恵みを送りたいと思います。トルコは、戦争によって引き起こされたエネルギー危機の勃発に対しても引き続き主導的な役割を担っていきます。全世界が我々の誠実で熱心な努力を高く評価しました。トルコは危機ではなく、解決する側に立ちます。トルコは全人類の公益のために努力しています。」

(※)クルド労働者党/クルド人民防衛隊/クルド民主統一党

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( 翻訳者:ザハラン・ヨメナ )
( 記事ID:54615 )