エスファハーンとロシアのサンクトペテルブルクが協力関係を強化
2022年12月10日付 Iran 紙
エスファハーン市イスラーム評議会の広報担当者は「当市とサンクトペテルブルク市は、経済、文化、科学、テクノロジー、観光といった様々な分野で協力関係を拡大していく」と述べた。
【イラン電子版】アリー・サーレヒー広報担当はさらに本日このように付け加えた。「この協力関係の強化は、エスファハーン市イスラーム評議会議長と露サンクトペテルブルク市立法議会議長との間で最近行われた相互理解に関する覚書の署名を受けて実現し、事業が継続されていく。」
同氏はさらに、「この相互理解に関する覚書は、地方行政と都市行政、都市開発、土木工学技術の開発、予算、税制、文化、教育、及び両地域間の意思疎通の改善などの分野に関わるものだ」と話した。
エスファハーン市評議会の同広報担当者は続けて、「観光と、公共交通機関や廃棄物収集、スマートシティ、新たなテクノロジーといった分野での経験の移転が双方にとって関心の高い分野であって、これに基づき、両市の展示会事業分野においても協力関係が拡大されることとなり、様々な展示会を開催する場所が今後検討される予定だ」と述べた。
同氏は次のように説明を加えた。「歴史的に貴重な作品と博物館の保存、新たなテクノロジー、環境保護、水の輸送に関する計画などが今回の相互理解に関する覚書において検討され、合意された。」
エスファハーン市評議会の同広報担当者の話によると、この相互理解に関する覚書は期間が限定されておらず、署名以降に双方に法的強制力が発生する。
サーレヒー氏はサンクトペテルブルク市がエスファハーン市の姉妹都市の一つである点に触れて、「この点で両市の観光客の増加と観光拡大につながる活動は極めて重要であり、これまで以上に重視して行かなければならない」と説明した。
工業、農業、貿易、商業、科学技術センターなど様々な分野の代表者から成るエスファハーン代表団が、エスファハーン州知事を団長とし、産業鉱山貿易省次官とイラン貿易振興庁長官を伴い、サンクトペテルブルクを訪問した。
サンクトペテルブルクはモスクワに次ぐロシア第二の都市で、権威ある科学センターと文化センターを有している。
エスファハーン市は西安市、フィレンツェ市、ダカール市、クアラルンプール市、クウェート市、バルセロナ市、フライブルク市、サンクトペテルブルク市、ラホール市、ハバナ市、ヤシ市、エレバン市、バールベック市と姉妹都市提携を結んでいる。
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( 翻訳者:KK )
( 記事ID:54694 )