エネルギー天然資源相のファーティフ・ドンメズ氏は、トルコがブルガリアへと天然ガスを今後売却し、その合意が3日本日に行われると発表した。
エネルギー天然資源相のファーティフ・ドンメズ氏は、TVNET局の生放送中に驚きの発言を行った。ドンメズ大臣は生放送中にブルガリアの天然ガス流通会社のブルガルガスとトルコ国営の資源貿易会社であるパイプライン・石油輸送株式会社(BOTAŞ)との間で合意が結ばれると述べた。ドンメズ大臣は、「BOTAŞは先日オマーンで会談を行った。両者は大方の合意に至っている。近々LNGの関して合意するだろう。我々は昨年15ヵ国を訪れた。エネルギー外交を指導した。3日にはブルガリアへの訪問を行う。ブルガルガスとBOTAŞとの間に合意がもたらされるだろう。」と述べた。
ブルガリアのロセン・フリストフ資源相も以前、トルコの液化天然ガス(LGN)ターミナルから10億立方メートル分の容量を利用するため交渉を行っていると発言していた。
黒海のガスについて話したドンメズ大臣は、エネルギー分野において我々が到達したレベルは喜ばしく、また誇らしいものである。黒海のガスを我々が組織的に運用すれば、国民と国家の双方が利益を得るだろう。採掘したガスによって家庭の需要、また最新の採掘によってさらなる需要を賄っていくだろう。これによる利益は国民のために使用していく。現在、例外なく、すべての家庭で天然ガス需要の75%を国が支払い、25パーセントを国民の支払いに反映させている。我々は、2023年も補助政策をこの割合で続けていく。今冬、エネルギー料金でのいかなる増額も予定していない。」と発言した。
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( 翻訳者:村田七海 )
( 記事ID:54758 )