イスラーム指導大臣「多くの音楽アーティストはいつでもコンサートの開催が可能」
2022年12月25日付 Iran 紙
文化イスラーム指導大臣は、タスニーム通信の記者の取材に対し、音楽アーティストたちの多くは活動再開の準備が整っているものの、コンサート開催が禁止されていると考えていたのだと強調した。
【イラン電子版】コンサートが開催されない状況は依然として続いており、最後に開催されたコンサートは5か月前にまでさかのぼる。もちろん、イラン暦モルダード月[西暦7月23日〜8月22日]とシャフリーヴァル月[西暦8月23日〜9月22日]は、ヒジュラ太陰暦のムハッラム月とサファル月に時期が被るため[訳注:ムハッラム月にはアーシューラー、サファル月にはアルバイーンというシーア派にとって極めて重要な宗教行事が行われる]、公演は停止されていた。
その後も、国内で現在発生している騒動により、音楽コンサートは中止となり、その状態が続いている。
モハンマドメフディー・エスマーイーリー文化イスラーム指導大臣は近頃、音楽アーティストらに対し、公演を再開し、音楽市場を盛り上げるよう繰り返し呼び掛けた。
文化イスラーム指導大臣は、直近の閣議の際、音楽界の状況についてタスニーム通信記者の幾つかの質問に答えた。
同氏は今年のファジュル音楽祭の状況を次のように説明した。「ファジュル音楽祭は、他のフェスティバルと同様に盛大に開催されるだろう。昨日、我々はプレゼンテーションセッションを開き、政策決定評議会とその事務局長も決まった。我々は、今年のファジュル音楽祭は幾つかの部門で例年以上の盛り上がりを見せることになるだろうと予想している。」
モハンマドメフディー・エスマーイーリー氏は、音楽イベント再開のために講じられた措置について次のように強調した。「音楽事務所は諸々の要求や呼びかけの声に応えている。今週、私の友人らが音楽プロデューサーと会合をもち、コンサート再開の計画を着実に進めている。」
エスマーイーリー氏は、「先週我々が話をした後、音楽アーティストの多くが公演を再開する用意があることを表明した。彼らは、コンサートの開催は禁止されているかもしれないと感じていたのだ。我々はコンサートの開催を一切禁止していない。神のお陰で国内の文化的・芸術的環境は十分に整っており、神がお望みならば、本件は実現するだろう」と力説した。
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( 翻訳者:DM )
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