スウェーデン、NATO加盟プロセスを一時中断決定
2023年01月28日付 Cumhuriyet 紙
スウェーデンがNATO加盟プロセスを一時的に停止したことが発表された。 スウェーデンのビルストロム外相が「プロセスは一時的に中断された」と明らかにした。
スウェーデンのトビアス・ビルストロム外相は、同国のNATO加盟プロセスが一時的に中断されたとし、「挑発行為(同国の抗議デモでコーランが燃やされた事件)の後、我が国に向けられている怒りを鎮めようと努力している。また、トルコで選挙が予定されている5月14日を注意深く見守っている。スウェーデンとしては7月に正規加盟国となることを目指している」と話した。
■コーラン焼却事件による緊張
スウェーデンで、(デンマークの)極右政治家ラスムス・パルダン氏がコーランを焼却した事件に端を発する展開がトルコとスウェーデンの間に緊張状態を生み出している。
■エルドアン大統領の声明
公正発展党(AKP)レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、スウェーデン政府に反発を示し、「このような不名誉な行為を引き起こさせた人々がNATO加盟を申請することに関して、もはやトルコからの支援が期待できないことは明らかだ」と述べた。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:54916 )