ハタイで26時間後に一家救出
2023年02月07日付 Cumhuriyet 紙

12の都市に被害をもたらしたカフラマンマルシュを震源とする地震発生から26時間後、ムーラ広域市の捜索救助隊はシュラル一家を瓦礫の中から救助した。

トルコ全土に深い悲しみをもたらした地震による被害者の捜索救助活動が全力で進められている。国内外のあらゆる地域から被災地へと救助隊が派遣される中、ムーラ広域市も捜索救助隊とともに救助活動に尽力している。広域市消防隊の救助活動により15人の生存者が瓦礫の下から救出され、シュラル一家もまた一命をとりとめた。

■幼い子供を約26時間後に瓦礫の中から救出

地震発生直後から救助活動を開始したムーラ広域市消防捜索救助隊は、ハタイ県のアルムトル地区で引き続き救助にあたっている。彼らの活動により8人の生存者が救助される中、シュラル一家もまた地震発生から約26時間後に瓦礫の中から救出された。3、4歳とみられるアルパルスラン・シュラルちゃんと母親のヤプラク・シュラルさん、父親のフルサト・シュラルさんの健康状態に問題ないという。

■「私は元気だ。家族の救助を手助けしたい。」

倒壊したエフェ・アパートから地震発生約24時間後に救出れたハティージェ・シェレンさん(26歳)は、広域市消防隊に対し、家族がまだ瓦礫の下に取り残されており彼らを救出する助けになりたいと告げた。また、ムーラ広域市消防隊は、ベヒイェ・セメルジさんと2人の娘、ヘディイェ・セルメジちゃんとヌルセル・セルメジちゃんを無事に救助した。また、直近ではセレン・レイハンさん(31歳)も瓦礫の下から生きて救出された。他に救助された人については個人情報が得られなかった。

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( 翻訳者:金子萌 )
( 記事ID:54955 )