被災者のための命の回廊:アンタルヤ県知事のヤズジュが計画の詳細を説明
2023年02月09日付 その他 紙
地震に見舞われた県で救出作業が続けられている。がれきの下から負傷して救出された千人近くの被災者の治療と、避難先確保のため特別回廊が開設された。計画の詳細をアンタルヤ県知事のエルスィン・ヤズジュが説明した。
地震に見舞われた10県では、救出作業が全速力で継続しているさなか、がれきの下から負傷して救出された千人近くの被災者の治療と、避難先確保のため特別回廊が開設された。開設された回廊では、負傷者は海路メルスィン港まで運ばれ、そこから陸路でアンタルヤまで送られることになる。負傷者の輸送のため夜間アンタルヤから送られた60台の救急車とバスが現在メルスィン港で待機中である。
計画の詳細をヒュッリイェト紙に説明したアンタルヤ県知事のエルスィン・ヤズジュは次のように述べた。「アンタルヤはできることを行う。被災地に救援物資を人員を送るために全力を尽くしている。これとは別に、地震被災者たちにホテルで滞在してもらうために、県内3郡による会議を開催した。第一段階では15000室近くの部屋を確保したが、計画に小規模ホテルも含めたため数字は確定していない」と述べた。
■2400床を確保
「現在までに空路によって82名の負傷者がアンタルヤ市に運ばれて治療を受けている。本日大規模輸送が実施予定で、数百名の負傷者を被災地域からアンタルヤまで輸送する。この輸送のために60台の救急車とバスをメルスィンに送った。医療チームも負傷者たちを港で迎える予定である。現在2000床の通常病床、400床の集中治療病床をこのために確保した。この数字は私立病院からの協力によりさらに増えるであろう。」
■水と缶詰
「被災地ではさらに多くの毛布、水および缶詰が必要とされている。宿泊業者と開催した会議でこのことを伝え、毛布と水の点で被災地に援助するよう要請した。他のすべての援助も適切に振り向けられるよう努めている。端的に言えば、アンタルヤはこの困難なときにできることを行っている。」
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:54967 )