ハタイの倒壊マンションの建築業者、国外逃亡直前逮捕
2023年02月10日付 Hurriyet 紙


ハタイ県の地震で崩壊したルネサンス・マンションの建築を請負ったメフメト・ヤシャル・ジョシュクンが国外逃亡を図るも、空港で逮捕された。

 ルネサンス・マンションは、カフラマンマラシュを震源とするマグニチュード7.7の地震で崩壊した。マンションは、ハタイ県アンタキヤ郡イノニュ大通りにて2013年に完成されたとされ、250戸あり、12階建てであった。

 空中からマンションの瓦礫をドローンで撮影すると、地震によって、プールがあった場所に建物が崩壊し、通りにある別の建物へも被害を与えたことが確認された。

 マンションでは、約1000人が住んでいたことが推測されており、多くの人々が瓦礫の下敷きになっていることが明らかにされている。

 現場に到着した災害救助隊による懸命な捜索が続けられる中、工事を請負った企業が、マンションの写真を、「天国の一角、ルネサンス・マンション」という宣伝文句と共に2013年にソーシャルメディアに投稿していたことが明らかになった。

 マンションが建っていた通りにある、別の12階建ての建物も地震によって崩壊した。災害救助隊は、マンション及び別の建物において、瓦礫の下敷きになっている人々を救おうと懸命な捜索を続けている。近親者が瓦礫の下敷きになっている人々は、建物の近くで、朗報を待っている。

■建築業者、国外逃亡直前逮捕

 ハタイ県で崩壊したルネサンス・マンションの建築を請負ったメフメト・ヤシャル・ジョシュクンは、現金を持ち出してイスタンブル空港から国外逃亡を図っているという通報があった。

 警察は通報を受けて捜査に乗り出し、今日ジョシュクンによるイスタンブル空港からモンテネグロへの出国が阻止された。

 ガズィオスマンパシャ共和国主席検察局による指示を受けて確保されたジョシュクンは、逮捕され、警察に連行された。

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( 翻訳者:山口晴夏 )
( 記事ID:54990 )