マラティヤで断層の上に建てられたと判明した二階建ての高級住宅が地震で紙の家のように崩れた。
カフラマンマラシュを震源とする、マグニチュード7.7及び7.6の地震が襲ったマラティヤのアクチャダー郡では、断層の上に建てられたのが判明した二階建ての高級住宅が紙の家のように崩れた。
アクチャダー郡に属するバシュプナル地区ディケンデの地で、家族と暮らしていたソネル・メンゲ(39)さんの、今年建設が完了した二階建ての高級住宅と石造のプールは、カフラマンマラシュを震源とする一連の地震で紙の家のように崩れ、生活できない状態になった。
■「私たちの2年間の努力が台無しに」
家族と共に新築の家で地震に見舞われたと話すメンゲさんは、「地震で私たちの2年の努力は台無しになった。もう一つの家も完全に廃墟だ。どうやら私たちは断層の上に家を建ててしまったようだ。このせいで私たちの家は今、もう使えない状態だ。約2年かけて完成させたこの家も、家具も、私たちの全てが、私たちの努力が、台無しになった。まだ地震の恐怖の中で暮らしている」と述べた。
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( 翻訳者:芝田幸恵 )
( 記事ID:55182 )