さらに4000人分のテント建設へNATOと合意
2023年03月10日付 Milliyet 紙


フルスィ・アカル国防大臣は、NATOがハタイで合計4000人規模のテント村の建設を進めていると明らかにし「これらに加えて、4000人規模のテント村に関してNATOとの間で必要な話し合いを行っている」と述べた。

アカル国防相は、ヤシャル・ギュレル参謀総長の同伴のもと地震で被災したハタイでの活動を継続している。

アカル国防相は、工業団地に近いオテンチャイ地区に国防省とNATOが共同で建設している2400人収容のテント村の視察に訪れた。

アカル国防相はNATOや軍の責任者からテント村に関するブリーフィングを受け、NATOがテント村の建設に向けた活動を続けているとた述べた。アカル国防相は「住むことができ、また社会的な機能という面で人々が安心して使用できるテント村が姿を現した。これを更に発展させていく。一方では人々の居住の必要性を満たし、もう一方では社会的な機能を満たすために必要な環境が確保できた。別途広いテントもある。それらを用いて、国民教育省のマフムト・オゼル大臣と連携し、教師による必要な支援が得られ、幼稚園から大学予備課程までを含む軍による予備学校を建設する」

■「NATOとの協力が実現」

アカル国防相は、NATOがハタイに合計4000人規模のテント村の建設を進めているとしたうえで「これらに加えて、4000人規模のテント村に関してNATOとの間で必要な話し合いを行っている。協力が実現した」と述べた。

オテンチャイ地区でハタイ・NATOテント村が建設されている100000平方メートルの土地の確保は、8日間で完了し、工事の準備ができた状態だ。テント村にはトイレ、シャワー、厨房、食堂、洗濯室、医療センター、児童公園、モスク、清潔な下水施設、管理棟などからなる。マイナス32℃から49℃までに耐えうる避難用テントには、冷暖房システム、火災検知センサー、寝台が設置される。テント村には、レベル2の病院としての機能を果たす看護支援室の他、軍運営の学校も設置される。

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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:55195 )