被災地の洪水、シャンルウルファ「聖なる魚の池」泥で埋まる
2023年03月15日付 Milliyet 紙


シャンルウルファで2日間続いた激しい降雨が原因で、バルックル池が泥で埋まった。

シャンルウルファで昨日から今日にかけて続いている豪雨が原因で、洪水がバルックル池を泥の海に変えてしまった。

シャンルウルファの歴史的建造物が浸水を受け、泥が原因で水の色は黄色に変わった。バルックル池の魚は辺りに散り散りになって死んでいき、水が引いた部分ではがれきと泥の山が残った。

■地震被災地域へ大雨警報

気象庁は、地震の被災地域で激しい雨が今晩遅くまで続くと報告した。

気象庁によって行われた発表では、「被災地域では今晩遅くまで激しい降雨が続き、夜半以降は勢いを弱めながら続くことが予想される」と述べられた。

■災害緊急時対策局からも警報

災害緊急時対策局からも、この地域に対する発表が行われた。警報は続いていると述べ、「昨日と今日、南東アナトリアと東アナトリア地方の市民にSMSとソーシャルメディアを通じて通知した大雨特別警報は今も続いている。シャンルウルファ、マルディン、ガズィアンテプ、キリス、カフラマンマラシュ周辺では木曜日まで非常に激しい降水、所々で激しい降水が予想される。市民に洪水、浸水、雷、局所的な雹、降雨の際の突風に注意するよう、市民に強く呼びかけている」と述べた。

災害緊急時対策局の同地域に関する最新の発表は以下の通りだ。

アドゥヤマン県のトゥト郡では、この24時間で1㎡あたり136mmの降水があった。1つのコンテナ・ハウスで浸水が原因で、1人の市民が命を落とした。行方不明の市民3名の捜索救助活動が続けられている。

捜索救助活動で行うためにアドゥヤマンの中心部からトゥト郡に15台の車両、14人の専門ダイバー、140人の捜索救助隊員と共に合計346人が配備された。同地域の作業機械に加えて、10台の吸水トラック、50台の電動機駆動ポンプとプランジャーポンプ、6隻の救助ボートが配備された。

シャンルウルファではこの24時間で111mmの降水があり、洪水によって4人の市民が命を落とし、2人の市民が行方不明となったことが報告された。シャンルウルファ、アダナ、ビンギョル、メルスィン、ガズィアンテプ各県の県災害緊急時対策局から災害地域へ捜索救助隊員が派遣された。活動は続いている。

現在シャンルウルファにある作業機械に加えて、270台の建設機械が送られ、当地域で現在5台の吸水トラック、100台の電動機駆除ポンプとプランジャーポンプ、25隻のボート、23台の捜索救助車両、17人の専門ダイバー、162人の捜索救助隊員が活動している。他の県からも増援が続いている。当地域では豪雨による562件の通報があった。

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( 翻訳者:伊永勇人 )
( 記事ID:55235 )