トゥズラで日本人技術船員、船舶用ウインチ事故で死亡―写真をとろうと・・・
2023年04月22日付 Milliyet 紙


(イスタンブルの)トゥズラでパナマ船籍のケミカル・エクスプローラー号の責任技師であったオザキ・タツオさん(59)が亡くなった。

事故は、トゥズラのテルサネレル通りにある造船所で発生した。パナマ船籍のケミカル・エクスプローラー号という化学物質を積んだ船の責任技師であったオザキ・タツオさんは、ウインチレールに[安全装置をつけて]船の技術的に不足している箇所の写真を撮ろうとしていた。そのとき、ウインチを操作していたテヴラット・Çが船に品物を載せるために動かした。

■ウインチ操作係は事故現場から逃走

ウインチは日本人技師のオザキさんにぶつかった。ウインチを操作していたテヴラット・Çは、事故発生後に現場から逃走した。造船所の従業員の通報によって、警察と医療チームが現場に派遣された。日本人技師の死亡が明らかにされた。

■司法上の監察下という条件で自由

検証後、オザキさんの遺体は法医学研究所の死体安置所に送られた。在イスタンブル日本国総領事館から派遣された関係者は、法医学研究所を訪れた。

手続きが完了した後、遺体は今後日本へ送られることが予想されている。一方、警察に逮捕・拘束されたウインチ操作係のテヴラット・Çは、連行された裁判所により司法上の監察を条件に釈放された。事件についての捜査は続いている。

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( 翻訳者:堀越万桜 )
( 記事ID:55468 )