イランと日本の外相が電話会談 イラン外相を東京訪問に招請
2023年04月12日付 Jam-e Jam 紙


 日本外相はイラン外相との電話協議にて、アミールアブドッラーヒヤーン外相を東京訪問に招き、ウィーン交渉プロセス完了の支援に関する日本の見解を伝えた。

【ジャーメ・ジャム電子版】ホセイン・アミールアブドッラーヒヤーンイランイスラーム共和国外務大臣と林芳正日本国外務大臣は、本日ファルヴァルディーン月23日[西暦4月12日](水曜日)、両国関係と地域的・国際的な情勢について電話会談を行なった。

 この電話会談で両者は、様々な分野での二国間協力の拡大や、制裁解除に向けたウィーン協議のプロセスについて話し合った。

 日本外相は両国の歴史的な友好関係は極めて重要であるとし、ウィーン協議のプロセスに関する自国の見解について説明する中でこのプロセスの完了の支援をするとの見解を述べた。
 
 同氏はまた、イランと国際原子力機関(IAEA)の協力が良好なプロセスを踏んでいることを歓迎した。
 
 イラン外相は、この電話会談にて、ニューヨークでのイラン大統領と日本の首相の重要な会談についても触れ、イランと日本の二国間の歴史的な関係と肯定的な歴史を踏まえ、様々な分野での相互協力の拡大を歓迎した。

 同氏は続けて、「イランは常に外交と交渉を地域的・世界的な課題の解決策と見做している」と強調した。
 
 ウクライナ情勢についてもこの電話会談で話し合われ、ウクライナに対するイラン・イスラーム共和国の原則的で明確な立場と戦争への反対を改めて強調した。

 この会談では、日本の首相からイラン大統領への温かい挨拶が伝えられた。アミールアブドッラーヒヤーン外相もまた、アーヤトッラー・ライースィー大統領から日本首相への挨拶を伝えた。

 日本外相はまた、イラン外相へ東京への訪問を招請した。

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( 翻訳者:KT )
( 記事ID:55469 )