10月、イランシーラーズのシャー・チェラーグ聖廟で発生したテロ攻撃で13人が死亡した。それに関与したとして2人が公開処刑された。
イランの司法部が行った会見によると、ムハメド・ラメズ・ラシディ及びサイイド・ナイム・ハシムは、イラン南部の町、シーラーズのシャー・チェラーグ聖廟で15人の死者を出したテロを実行し、国内で「聖廟攻撃者」として揶揄されていた。両者は、明け方「公共の秩序を乱し」、「国家へ反逆し」、「安全を脅かした」罪で処刑されたと発表された。
会見で、「テロを実行したと確認された2人の人物の処刑が今朝執行された。テロに関わったとされる他の5人への捜査も続いている。死刑は、シャー・チェラーグ聖廟があるメジャベル通りで公開された。」
現地メディアによると、問題となっている2人は、裁判において、隣国アフガニスタンのテロ組織、イスラム国(DEAŞ)と接触し、シーラーズにおけるテロの計画に携わったと供述していた。
■事件の経緯
イランで10月26日にファールス州の中心地であるシーラーズのシャー・チェラーグ聖廟で発生したテロで、子供を含む15人が命を落とした。テロの首謀者は、事件の後すぐに負傷した状態で確保され、病院で治療を受けたが、亡くなった。テロ組織DEAŞが犯行を認めていた。
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( 翻訳者:山口晴夏 )
( 記事ID:55935 )