アミールアブドッラーヒヤーン外相、上海協力機構事務局長と電話協議
2023年06月30日付 Mardomsalari 紙


 我が国の外相は上海協力機構事務局長との電話会談において、同機構とのイランの協力のあり方について協議した。

【マルドムサーラーリー電子版】ISNAによると、我が国の外務大臣ホセイン・アミールアブドッラーヒヤーン氏は本日金曜日午後、上海協力機構事務局長張明氏との電話会談において、イラン・イスラーム共和国と上海協力機構との協力のあり方や、また、同機構の次回の会合について協議し意見交換を行なった。我が国の外相はイラン・イスラーム共和国の正式加盟手続きの完了への上海協力機構事務局長の尽力と協力に謝意を述べ、オンラインで行われる予定である同機構の次回の会合に参加する用意があることを伝えた。アミールアブドッラーヒヤーン外相は上海[協力]機構へのイランの正式加盟に関する文書の作成と承認における政府と国会、外務省の広範な尽力について言及し、「イランの正式な加盟は、上海協力機構がその活動領域で新たに拡大していく力となることを確信している」と述べた。

 アミールアブドッラーヒヤーン氏はまた、来週には同機構事務局へイランの国家調整官を報告することを伝えた。上海協力機構事務局長張明氏も、この会談において同機構へのイラン・イスラーム共和国の正式加盟への満足感を強調した。イランの正式加盟は同機構の次回の会合にて正式に発表される。西暦7月4日(イラン暦ティール月13日)より、イラン・イスラーム共和国は同機構加盟国としての全ての権利を得ることになる。

 上海協力機構事務局長は、上海協力機構の目標の推進におけるイランの役割は重要であるとみなし、「当方の事務局長在任期間中にイランの正式加盟手続きが行われたことは、私にとって名誉である」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:KT )
( 記事ID:55939 )