我が国の大統領がプーチン大統領と電話会談:コーカサス地域における地域外勢力の活動は地域諸国にとって脅威である
2023年06月26日付 Jam-e Jam 紙


 イランとロシアの両大統領は、相互の課題解決に向けた地域諸国間の協力と協調[の重要性]を強調し、コーカサスにおける地域外勢力の存在はこの地域の全ての国にとって脅威であると述べた。

【ジャーメ・ジャム電子版】アーヤトッラー・セイエド・エブラーヒーム・ライースィーイラン・イスラーム共和国大統領は、ウラジーミル・プーチンロシア大統領との電話会談で、「イラン・イスラーム共和国はロシアの国家主権を支持する」と述べた。

 アーヤトッラー・ライースィー大統領は、地域外勢力の存在は地域の全ての国にとって脅威であるとして、次のように付け加えた。「我々は鋭敏かつ真剣に、コーカサス地域の動向を注視している。我々は、コーカサス地域の対立は地域内の国々が役割を果たすことで解決されるべきだと考えている」。

 ウラジーミル・プーチンロシア大統領も幸いなる犠牲祭の訪れに祝意を表し、同国で最近起こった武装反乱について説明しながら、「ロシアはこの反乱に対して力強く対応した」と述べた。

 プーチン大統領はコーカサスの状況にも言及し、地域外勢力の行動がこうした情勢に対してもたらす負の結果と、近隣諸国との協力と協調を通じて相互の課題を解決することの必要性を強調した。

 イランとロシアの両大統領はまた、二国間の経済・貿易関係を振り返りつつ、合意事項の迅速な履行を強調し、南北回廊におけるテヘラン・モスクワ間の協力モデルを、他の分野にも拡大可能な二国間交流の成功例であるとした。

 シリアに関するアスタナプロセスの強化も、双方が強調した主要問題の一つだった。

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( 翻訳者:KY )
( 記事ID:56011 )