人民解放党(HKP)はイズミルで政府の移民政策に抗議した。HKPの副書記長であるタジェッティン・チョラク氏は「私たちの国を占領した中世主義的な侵略者たちの全ては、西側の国々または自国に向かっていくだろう」と述べた。
人民解放党の党員たちは、イズミルのカルシュヤカで公正発展党政権の移民政策に抗議を示した。人民解放党の党員は「私たちの国を占領した中世主義的な侵略者たちの全ては、西側の国々または自国に向かっていくだろう」と書かれた横断幕を掲げた。アタテュルクのウールの帽子をかぶった肖像画が掲げられ、「帝国主義者、協力者は、来たように出ていけ」という文言が書かれた横断幕も掲げられた。
声明を読み上げた人民解放党の副書記長のチョラク氏は「私たちの国を占領した中世主義的な侵略者たちの全ては、西側の国々または自国に向かっていくだろう。今日、トルコでは全く難民、移民、避難民問題は存在しない。トルコの人口構成を変化させ、トルコでトルコ人を少数派に貶めるために1300万人から1500万人に及ぶジハード主義者がプロジェクトの一環としてトルコを占領しているという問題があり、この占領が徐々に増している」と述べた。
■「私たちの国境を往来の激しい場所に変えた」
チョラク副書記長は続いて以下のようなことを語った。
「帝国主義者で野盗のアメリカは、中東地域でトルコも含む22カ国の国境を変えてしまおうと意図している。この非人道的で卑劣な目標を『大中東プロジェクト(BOP)』と名付けた。私たちの国をBOPの枠組みで少なくとも3つに分割するために、中世主義的な反動主義者たちに占領させた。
労働者、公務員、年金受給者、小売の商売を行なっている者は、公正発展党類の者たちが生み出した失業、物価高、値上げ、悪政の地獄に苦しめられる一方で、私たちの国は公正発展党とその指導者によって中世主義者たちの楽園に変えられてしまった。公正発展党と指導者は、ヨーロッパ連合や国際連合から僅かなお金をもぎ取るという論理で、国境をザル状態にし、往来の激しい場所にしてしまった。」
人民解放党のチョラク氏は7月23日にアンカラのウルスにおいてデモを行うと発表した。
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( 翻訳者:伊藤颯汰 )
( 記事ID:56013 )