イスタンブルは今日、史上最も暑い日のひとつに見舞われている。専門家たちは、「必要な時以外は外出しないように」という警告を行った。気温は大都市で記録的な高さに達した。観測された気温は、シレで43.4度、チェクメキョイで41.7度、エユプスルタンで40.4度であった。暑さにうんざりし、海辺へ涼みに来たギョクハン・アルトゥクオールさんは、「とても暑い。家で暑さに参ってしまった。とても暑く、エアコンではもはや不十分だ。」と述べた。

気象総局の公式ホームページのデータによると、14時50分にイスタンブルで気温が最も高く観測された郡はシレで43.4度であった。チェクメキョイでは41.7度、エユプスルタンでは40.4度だった。

気象データによると、イスタンブルで今日まで観測され、記録として認められた最高気温は40.6度で、2000年7月13日に記録された。新記録として記録されるか否かについて、公式の発表は未だ行われていない。

■「本当に暑い」

街で気温が上がると、市民は涼むために海辺を好んだ。

エルソイ・アドゥギュゼルさんは、「本当に暑い。季節の気温をはるかに超えている。今日は家で暑さをやられる代わりに海辺に来て、海風を浴びて冷たいものを飲みたい。妻と一緒に来たんだ。特に木がないところでは、コンクリートの熱で気温は体感よりもっと高くなる。この暑さで特に、私たち人間は野良の動物たちに必要なことを考えるべきだと思う。みんなドアの前に1杯水を置いて、彼らのための食べ物を置いてほしい。」と述べた。

■「とても暑い、家ではエアコンでは不十分だ」

ギョクハン・アルトゥクオールさんは、「とても暑い。家で暑さに参ってしまった。とても暑くて、もう家でエアコンでは不十分だ。私たちは兄と一緒に来て、海に向かって座っている。こうしておしゃべりしながら一日を過ごしている。木の下は十分に涼しいんだ。見ての通り、チャイも買ったんだ。」と述べた。

子どもたちと一緒に海辺へやって来たジェミレ・ブルガンさんは、「家で暑さにうんざりしてしまった。暑くて、少し海辺で散歩しよう、子どもたちと良いだろうと思って海辺に来たんだ。」と述べた。

■「ここは少し涼しい」

チェクメキョイでは公園や庭は空っぽとなった。日陰で過ごしていたムスタファ・ディブリクさんは、「暑さのせいで私たちも森に来たんだ。ここは家よりも少し涼しい。暑さから身を守るためにこうやって公園に来ている。この辺りは誰もいない、暑くて誰も外に出られない。今日は一番暑い日だ。帽子とサングラスを持って出かけた。」と述べた。

■自然災害警報

季節の通常の気温を超えたため、自然災害警報が出され、気象当局も市民に用事がない限り外出しないように警告した。

当局は、市民へ特に昼過ぎの時間帯、日射病に注意するように呼びかけた。うだるような暑さの影響を受けた大都市イスタンブルでは、温度計は41度を観測した。

■暑さに参った市民は頭を水で濡らした

イスタンブルの最も重要な観光地であり歴史的な場所のひとつであるスルタン・アフメット広場では、暑さに参って頭を水で濡らす市民や、日陰で座ることを選ぶ市民がいた。記録的な暑さのためにスルタン・アフメット広場では、日なたのベンチは空のままだった。

75歳だという市民は、暑さにも関わらず仕事が好きだから働いていると言い、「うだるような暑さだ。気候が変わると何年もの間言われている。意識する必要がある。」と述べた。

ガズィアンテプから来たというある市民は、「ガズィアンテプはこんな感じではない。ガズィアンテプでは湿気がなく乾燥している。だから暑さをそこまで感じていない。うだるような暑さだ。」と述べた。

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（ 翻訳者:伊永勇人 ）
（ 記事ID:56057 )