ロシアがウクライナの農産物を世界の各市場に提供するという穀物合意について3回は延長しないという発表への反響が続いている。世界中で何百万人もの人々に対して穀物を影響することになる合意を再び履行させるための目はトルコに向いている。ソチにおけるエルドアン-プーチン会談は終了した。会談の後に二人のリーダーは、カメラの前に現れた。エルドアンは、「穀物回廊は続けなければならない」というメッセージを与えた。そしてまた「この枠組みでの新たな提案のパケットを用意した。国連は新たな作業における結果を得ることができると願っている。」と述べた。プーチン氏は、制裁が取り除かれた場合には合意には準備ができていると述べた。
世界の目は、ロシアのソチにおいて行われている決定的なサミットに注がれている。
エルドアン大統領の、ロシア政府大統領プーチン氏とソチにおける会談は終了した。
決定的なサミットの後に二人のリーダーは、カメラの前に移り、重要な発表への署名をおこなった。
エルドアンは「わが親愛なる友人プーチンへ親切な招待について再び感謝を申し上げる。この機会によって、地震と火災によって提示された連帯について私は再び感謝をする。プーチン氏と常に親密な電話による外交と親密なやり取りをおこなった。多面的な協力を発展させるために行われるプロセスについての評価をおこなった。」と述べた。
「双方の貿易取引量のために1000億と定めている目標に向けて確実な歩みとともに進んでいく。」と述べたエルドアンは以下のように発言を続けた。
「特に私たちが集中して話し合いを行ったテーマの一つが黒海における展開を再び活発化されることでした。黒海における展開は国際的な食糧危機との闘いにおいてカギとなる役割を演じました。アフリカのような国々にとってこれは、素晴らしいパイプとなりました。議題に上がったオルタナティブな提案は安全でそしてまた永続的なモデルを提示できなかったのです。ロシアの展開が活性化されるためにもたらされた諸条件については、私たちも言及をします。
欠けてしまっているものがなくなること、そしてまた展開が続く必要があるといいましょう。
この枠組みにおいて、新たな提案パケットの用意を致しました。国連の新たな作業の結果によって、結果が得られることを望んでいます。トルコとしては、期待に応えることのできる解決策を短時間でもたらすことが出来るようにと信じています。」
継続している衝突がすぐにも国際法の原則に基づいて終結されることを望んでいると強調したエルドアンは、「両陣営間への直接的な介入へは、もっと前に私たちがホストとなりました。この問題については、私たちの手におえることをやる準備ができています。」と述べた。
エルドアンの発表では以下のような表現が用いられた。
「プーチン氏とはその他の国際的な進展についても話し合いを行いました。我々のロシアとの緊密な折衝が、地域的そして国際的な問題の解決に貢献し続けるでしょう。アックユは最大の稼働率で運転されています。また、第二のステップとしてスィノップ発電所を本日取り上げました。
ここで進められるステップによってトルコの地位は引き上があるでしょう。プーチン氏にはもう一度感謝を致します。私の訪問があなたのお国とわが地域にとって幸の大きいものになりますことを祈っております。」
エルドアンは、「現在のところ黒海の穀物回廊において最も発展が遅れている国々へと輸送する穀物が重要だ。ここから出て、穀物の44%がヨーロッパに向かえばロシアはこれを当然のことながら肯定的に見なさない。今日、私たちがおこなった会合では、プーチン氏は100万トンの穀物をこの貧しい国々に送ることに決めた。
これらについては全ての作業を行いました、歩みを進める準備ができている、と語ったのです。私たちも、我が国にとって必要なことを行う準備は出来ています。この穀物を砕いて、粉の状態で貧しいアフリカ各国へとお送りすると申しました。この問題についての合意に至りました。」と述べた。
エルドアンはカタールに関する進展については「カタールは、貧しく発展が遅れている国々に穀物を粉の状態にして送りすることへの手助け望んでいる。この国々に対しては穀物をお送りできることを願っています。」との評価が行われた。
プーチンは、双方の貿易額が増大したことを強調した。ロシアの首脳は「今日の安全、経済、文化、人道分野における協力を、また国際的な発展についての評価を行いました。双方向の貿易額は増大している。アックユ原子力発電所は続いている。2万5000のロシアとトルコ人エンジニアと労働者が最初のユニットを、来年に稼働させるために昼夜を問わず働いている。」と述べた。
「天然ガスの問題についても有効な協力を行っている。」と述べたプーチンは、言葉を以下のように続けた。
「ロシアは2,150万m3のガスを送った。今年の上半期には100億m3を送った。ロシアはいつものように安全でそしてまた責任を持つ共同の作業者であるだろう。トルコを通しては3か国にガスを送る準備ができています。この供給センターが作られるための提案を行いました。これはこのセンターが結成されることに関しての進展の議題にあります。農業分野における我々の協力は早く進展しています。」
プーチン氏は、「国際問題についても検討を行いました。取り分けウクライナ危機についてもです。
穀物回廊が延期されるというのは問題です。私たちは、この決定をとる必要があったのです。西側諸国が、その約束を果たさなかったために退く必要になりました。」と述べた。
「穀物と堆肥の問題は真剣に考えなかったのです。
商業の問題に関して私たちのことを真剣に相手にしなかったために、退くことになりました。もう一方では、私たちの人道回廊をテロ攻撃のために使った。」と述べるロシア首脳は言葉を以下のように続けた。
「これに目を瞑ることはできない。穀物の問題に関しては、お伝えしなければいけないことがある。本当に供給の必要がある人たちに穀物が送られなかったので、心配をしている。現在の条件においては、より穀物の需要がすくない人々に(穀物が)送られている。そしてまた、これが続くだろうということが見て取れる。すくなくとも、西側諸国はこのための努力を示している。私たちはこれを活性化することを望んでいます。私たちの条件だけがあるのです。私たちの作物は、妨害なき形で海に放出しようと追っています。穀物が必要とされる人々に輸送されるのを望みます。私たちは現在6つのアフリカの国との合意を継続しています。そこへ穀物を無料でお送りしたいと望んでいます。」
プーチン氏は、「シリア危機が解決される問題についての基本的な見解を共有致しました。シリアの現在のインフラが立ち上がるのが非常に重要だ。この問題に関しての私たちの見解を共有しました。リビアにいる人々と話をしました。そこで発生している暴力についてお互いに話をしました。私たちの会合は全体として大変に有意義なものでした。エルドアンが支援をしてくださいましたことに感謝をしています。」と述べた。
■プーチンからエルドアンへの感謝
「黒海の進展についてやってきた質問に関してプーチン氏は、「エルドアン氏の貢献は、最初から大変感じています。エルドアン氏が仲介してくれたおかげで数多くのプロジェクトを実現することが出来ました。
ウクライナの言葉を無視したのです。トルコ大統領に取り分け感謝を致します。この穀物回廊の問題においてトルコ、そして国連が提供をしてくれたことに関して参加をしようと決意しました。これは、ロシアのためになることでした。ロシアのために行われる必要のあることが行われなかったために、回廊を延長致しました。しかしながら西側のパートナーは私たちのことをだましたと言えます。この回廊への参加をしようという気持ちがありますが、かれらがまずその約束を果たさなければなりません。この回廊を軍事目的で利用されることは我々を大変不快にさせます。トルコ・ストリームとブルー・ストリームへの攻撃があったのを目の当たりにしています。私たちはこのパイプラインを守らなければなりません。全てのことを話す必要があります。これらを解決できたのちに復帰することができます。私たちに問題はありません。トルコは、私たちにとっての非常に巨大なパートナーなのです。粉の問題においても最も重要な位置にあるのです。トルコと共に事業をしたいと思っています。この進展をもとに戻すことが出来ます。カタールの支援によって、6つのアフリカの国々への穀物輸送が可能です。」と述べた。
■カタールの提案は回廊のオルタナティブではない
プーチン氏は、「カタールで起こった状況はオルタナティブではありません。これは第二のイニシアチブです。この穀物危機が解決されるためには重要なステップです。」と述べた。
■プーチンはエルドアンをドアで出迎えた。
プーチンは、エルドアン大統領を会合が行われる建物のドアの前で出迎えた。エルドアン大統領とプーチン氏は更にのちに会合へと向かった。ソチで行われる会合においては、トルコ-ロシア関係、ウクライナ危機、穀物合意に加えてグローバルなそして地域的な問題が取り上げられた。
サミットの前に発表をおこなったエルドアン大統領は、「トルコとロシア関係において(いままでと)全く異なった時期にいる。トルコ-ロシア関係においては取り分け現在のところの外交貿易支払い額が620億ドルに達していること、さらには10億ドルの目標にまっすぐに進んでいることを喜ばしく思います。」と述べた。
「今日、ここでは双方中央銀行総裁が一堂に会して、それぞれに別れて会合をおこなうことは、双方の関係においても重要であると信じています。」と語るエルドアン氏は、言葉を以下のように続けた。
「アックユ原子力発電所における展開はかなり良い形で継続している。スィノップ原子力発電所に関しての歩みを進めることもまた問題になると思っています。」
穀物回廊合意は、トルコと国連の仲介で、2022年7月に調印された。合意の原則は、ウクライナのオデッサ、チョルノモルスクそしてユズニー港からやってきた生産物はイスタンブルのボスフォラス海峡で、国連、トルコ、ロシアそしてウクライナからの使節のいる船へと出されて行った監査に晒されていた。
トルコとロシア間における歩みで最も重要な歩みの一つがツーリズムの発展であることに注意を引いたエルドアン大統領は、「ツーリズムにおいて、ロシアは私たちは第一位の地位にいる」と述べた。
「皆さんが今日ロシア関係における訪問において穀物問題に目をむけている。記者会見によって世界へ、取り分けあまり発展していないアフリカ各国への歩みが大変重要になるでしょう。」と述べたエルドアンは、言葉を以下のように続けた。
「防衛産業に向けて行うステップは重要だ。エネルギー、取り分け天然ガスの問題で私たちは最も高いレベルでロシアと天然ガスで非常に重要な関係の中にあります。これを発展させつつ継続させるのを信じている。」
プーチンは、「あなたの政権のおかげでトルコとロシア関係は大きな一歩を踏み出しました。私たちの関係は貿易の問題においても進展を示した。」と述べた。
「私たちの貿易額はポジティブな形で進んでいる」と語るロシアのリーダーは言葉を以下のように続けた。
「私たちが慣れ親しんでいる分野だけではなくて、新たな分野においても私たちの関係性は進んでいる。ガス、そしてまた他の問題においても、かなり多くのステップを踏み出すことが出来るだろうと信じています。これは双方にとっても利益をもたらすことだろう。」
プーチン氏は、「農業の問題についても非常に多くの利益を得ました。成功する関係を継続します。トルコとの協力は成功を提示している。」と述べた。
ウクライナ危機と穀物危機についての話し合いを行うと述べたプーチン氏は、
「シリアの問題についての重要な進展があった。この問題がトルコにとってどれほど影響をもたらすのか知っています。」と述べた。
またアックユ原子力発電所とトルコの原子力エネルギーを有する国々のクラブへのステップを歩んだと述べた。
■クレムリン:会談の最初の部分は建設的だった
クレムリンからエルドアン-プーチンのサミットに関しての発表では、「会談の最初の部分は建設的だった。会合の後にいかなる書面に署名をすることは見込まれない。」という表現が用いられた。
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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:56258 )