アルメニア大統領、初の発言
2023年09月20日付 Hurriyet 紙

アルメニアのニコル・パシニャン首相は、アゼルバイジャンとカラバフの分離主義勢力の代表団が交渉の席に着くことを決定した後に声明を出し、合意文書の中でアルメニアの名があったことに反発し、「アルメニアは、アゼルバイジャンとカラバフの代表団の間の合意準備には関与していない」と述べた。

アルメニアのパシニャン首相は、アゼルバイジャン国防相がカラバフの分離主義勢力の代表団と交渉の席に着く予定であり、トルコ時間の12時に停戦を開始するという発表の後、自国民に向けて演説を行った。

パシニャン首相は、「カラバフから得た最新の情報では、軍事行動の激しさは著しく減少している。軍事的緊張が今後継続しないよう望んでいる。このような状況下で安定が確保され、戦闘行為が停止されることが極めて重要であるからである」と述べた。

■「アルメニアはこの合意文書作成に関与していない」

パシニャン首相は、アゼルバイジャンとカラバフの分離主義勢力の代表団の間で、明日実現することが見込まれる交渉に言及し、「ロシア平和維持軍の仲介で、アゼルバイジャンとカラバフのアルメニア人住民の代表の間で合意に達したのを確認した。アルメニアはこの合意文書作成に関与していない」と述べ、合意にアルメニアの名が含まれていることに反発した。

パシニャン首相はカラバフでアルメニア軍が存在しないと述べ、「しかし、必ずや、我々はこの合意と、合意がカラバフ代表団に承認されることを重視している」と述べた。

同首相は、「我々は事態を記録し、動向を観察し続ける。アルメニアは、停戦後、ロシア平和維持軍がカラバフ市民を保護することを望んでいる」と述べた。

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( 翻訳者:伊永勇人 )
( 記事ID:56355 )