トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アゼルバイジャンのイルハン・アリエフ大統領に招かれ、日帰りでナヒチェヴァン(アゼルバイジャン領の飛地)を訪れた。2人の首脳が会談を行なっている。
エルドアン大統領は、11時20分、政府専用機でアタテュルク空港からナヒチェヴァンに向けて飛び立った。
飛行場のエプロンで儀仗隊に挨拶したエルドアン大統領をジェヴデト・ユルマズ副大統領やイスタンブルのダヴト・ギュル県知事を含む高官らが見送った。
エルドアン大統領を乗せた飛行機は13時20分頃、ナヒチェヴァンに到着した。
エルドアン大統領を、ナヒチェヴァン空港で、アリエフ大統領やアゼルバイジャンのフアド・ネジェフリ大統領特別代表、ナヒチェヴァン自治共和国最高議会のアナー・イブラヒモフ副議長、ナヒチェヴァンのミルセナイ・セイドフ県知事、在アンカラのレシャド・メンメドフ・アゼルバイジャン大使、在バクーのジャヒット・バージュ大使、在ナヒチェヴァンのアシップ・カヤ総領事と関係者らは公式式典により迎え入れた。
◾︎二者会談実施へ
エルドアン大統領は、ナヒチェヴァン自治共和国最高議会で開かれた式典に参加した後、アリエフ大統領との会談に向かった。会談では、二国間関係やカラバフの件が議題に上がるとみられる。
エルドアン大統領のこの訪問には、ハカン・フィダン外務相、ヤシャル・ギュレル国防相、アルパスラン・バイラクタル・エネルギー天然資源相、メフメト・オズハセキ環境都市整備気候変動相、アブドゥルカディール・ウラルオール交通・インフラ相、オメル・ボラト通商相、イブラヒム・カルン国家諜報機構長官、ファフレッティン・アルトゥン大統領府通信局長、アキフ・チャータイ・クルチ大統領主席補佐官、オメル・チェリッキ公正発展党広報官を含む高官らが同行した。
エルドアン大統領とアリエフ大統領の会談では、トルコ−アゼルバイジャンの二国間関係が議題に上がると予想され、カラバフの最新動向をはじめとした地域や世界の時事問題について意見交換するものとみられる。
両国大統領は、ウードゥル(トルコ領)−ナヒチェヴァン間の天然ガスパイプラインの起工式に参加し、近代化したナヒチェヴァン軍事施設の開設式を行うとみられている。
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( 翻訳者:金子萌 )
( 記事ID:56380 )