ハインリッヒ・ベル財団トルコ駐在員事務所の支援を受けて実施した「トルコの移住と社会参加」調査の結果によると、2014年から2018年にかけてシリアからトルコへの移民が集中していたものの、2019年以降は移民率が低下していることが発表された。
定量調査は、シリア人が多く住む16の県とヴァンの18歳から49歳までのトルコ人、シリア人、その他の移民からなる合計3,866世帯の1人への対面インタビューを通じて行われた。
調査によると、わが国には約600万人の難民と移民がいることがわかった。トルコに9年以上住んでいるシリア人の割合は21.2%である。他の移民は、ほとんどがトルコに5年未満しか住んでいない。
■彼らはとどまりたいのです
トルコ人回答者の35.7%がトルコでの生活に満足していないと答えたのに対し、シリア人では14.2%である。その他の移民については、18.8%である。トルコでの生活満足度と年齢層別の分布を見ると、トルコからの18歳から24歳の若年層で「満足していない」と回答した人が最も多くなっている。調査によると、トルコの若者の48.8%がトルコでの生活に満足していない。シリア人やその他の移民の若者の61.4%がトルコに住み続ける意向である。
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( 翻訳者:上野明莉 )
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