ロイター通信は水曜日夕刻、ホワイトハウスの発表を引用し人道的停戦とガザの人質解放に関する交渉は極めて深刻になっていると報じた。
【イラン電子版国際部】ホワイトハウスは水曜日、ガザ地区への人道支援がヨルダンを通じて可能になったと報道した。
ロイター通信によると、ホワイトハウスは、ガザ地区に関するいかなる安保理決議もハマースへの非難を含むべきであると発表した。
加えて、ホワイトハウスは人道的停戦とガザにおける人質解放交渉が非常に深刻になっていると主張している。
これよりも前、シオニスト政権のギラド・エルダン国連大使は、「イスラエルはできるだけ多くの人質の解放と引き換えに、停戦に応じる用意がある」と発表していた。
テルアビブでこのことが発表されたのと同時期に、アラブメディアは今日、ハマースのイスマーイール・ハニーヤ政治局長が停戦交渉に出席するためカイロに向かったと報じた。ハマースが公開したイスラエルの捕虜[いわゆる人質]の映像は、テルアビブで懸念と反政府抗議活動の拡大に拍車をかけている。
米紙ワシントン・ポストは、イスラエルが2週間の停戦に合意し、ハマースが囚人[人質]を安全な場所に集め、地上軍をガザ地区北部に撤退させることができるようにすることで、可能な限り多くの拘束者を解放できるようにするだろうと報じた。
政府が人質に注意を払っていないことに対するテルアビブでの抗議活動の増加を受け、ニュース分析サイト「ワッラー Walla」はイスラエルの情報筋を引用し、テルアビブがカタールに対し、40人の人質釈放と引き換えに1週間の停戦を行う用意があることを伝えた、と報じた。
これに先立つ数時間前、イスラエルのテレビのチャンネル12がシオニストの捕虜釈放に向けた交渉プロセスの開始を報じ、女性、高齢者、心身の慢性疾患患者が優先されると述べ、30人から40人が釈放される予定であり、イスラエルは停戦の日数にも柔軟性を示しているとした。
カタールのムハンマド・ビン・アブドゥルラフマン・アール・サーニー首相は、ハマースが「イスラエルは、いかなる取引であれその前に戦闘をやめなくてはならない」と強く主張していると明言した。
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( 翻訳者:OM )
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