一年前の今日、トルコは世紀の災禍に見舞われた。午前4時17分、カブラマンマラシュのパザルジュク郡で午前4時17分にマグニチュード7.7の地震が発生し、その後、午後1時24分にもエルビスタン郡でマグニチュード7.6の地震が発生した。これらの地震により、11県で深刻な建物の倒壊が引き起こされた。
一瞬にして倒壊した何千もの建物の瓦礫の下で5万3537人が亡くなり、10万人以上が負傷した。11県やトルコ全土で執り行われる震災の1周年追悼式で犠牲者への哀悼の意を表する。
■4380の墓に4380のトルコ国旗
震災犠牲者墓地の旗はハタイの震災犠牲者墓地を記念して立てられた。ハタイでは、震災から1周年を前に、地震の犠牲者が埋葬されているナルルジャ地区の墓地でハタイ広域市によって追悼式の準備が行われた。震災犠牲者墓地の4380の墓にはそれぞれトルコ国旗が立てられた。この墓地のすぐ隣の身元不明者の墓も悲痛の象徴といえる。
■世紀の震災による被害の概要
-午前4時17分、カブラマンマラシュのパザルジュク郡を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生し、その後、午後1時24分にもエルビスタン郡を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生した。
-犠牲者5万3537人
-負傷者10万7213人
-93カ国から災害救助隊が派遣された。
-倒壊した3万8901棟の建物において捜索が、生存者が報告された2万6000棟の建物では捜索および救助が行われた。
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( 翻訳者:金子萌 )
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