フィダン外相は、第三回アンタルヤ外交フォーラムに関する最終日の会議の後に、評価会議を催した。同外相は、「ラマダン月の前に休戦するよう多大な努力をしている」と述べた。
ハカン・フィダン外務大臣はアンタルヤ外交フォーラムの閉会挨拶で、フォーラムへ今年は148か国4700人が参加したと説明した。
フィダン外相は「親愛なる我らの大統領は11の国の元首と会談した。32名の外相と二国間会談も行った。話をした若い同僚たちはここで学者や外交官らと対面したことは自身にとって視野を広げるものだったと語った。」と話した。
二国間会談で重要な問題を取り上げたと強調したフィダン外相は、「新たな見解、アイディア、課題を持ってアンタルヤを離れる」と述べた。
フィダン大臣は、ガザで続いている残酷な状況を止めることをフォーラムの中心に据えたと説明し、「外交的に行使できるあらゆる手段を用いた」と語った。
「パレスチナの人々を標的にした暴力の問題を取り上げた」と述べたフィダン外相は、次のように話をつづけた。
「ガザで続いている残酷な状況を終わらせるために講ずるべき措置について話し合った。滞っている部分は何か、理解されていない部分は何か、どの問題が進んでいて、どの問題が進んでいないのか。」
フィダン外相は「ラマダン月の前に休戦にたどり着くことをとても強く願い、努力している」と述べた。
フィダン外相は挨拶の中で「何人かの国際的関係者の、様々な問題でのダブルスタンダードや国際法を無視した姿勢がフォーラムの間に討論者によってかなり明らかにされた。」と説明した。
ブリンケン国務長官の招集で戦略メカニズム会議を行うためにアメリカへ来週訪問する予定だというフィダン外相は、「非常に様々な問題について、我々とアメリカとの関係を熟慮させることになるだろう」と述べた。
ロシア-ウクライナ戦争に関する評価も行ったフィダン外相は、「両者とも戦争でたどり着ける最終段階にきたようにみえる。今や休戦を目的としたはっきりとした対話を始める時が来た。もちろん占領を容認することは問題外だ」と述べた。
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( 翻訳者:梅田茉奈 )
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