エルドアン大統領、イラク・クルド自治政府を訪問、バルザーニー大統領と会見
2024年04月23日付 Hurriyet 紙
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イラク訪問の2つ目の目的地・エルビルに到着した。エルドアン大統領は、イラク・クルド自治政府(IKYB)のネチルバヴァン・バルザーニー大統領およびメスルル・バルザーニー首相と会見した。
大統領府通信局は、SNS上に投稿した声明の中で、エルドアン大統領がIKBYのネチルヴァン・バルザーニー大統領、メスルル・バルザーニー首相、その随行団とエルビルで会見したと明らかにした。通信局は、会見の詳細について公表を行い、「会見では、地域的・国際的な問題とテロとの闘いといった諸問題が議論された。エルドアン大統領は、会見の中で、イラクが日に日に暴力から遠ざかっているのが喜ばしいことであり、クルディスタン労働者党(PKK)の件がもはや懸案ではなく、トルコはテロとの闘いで示された協調性を重視しており、そしてこれをさらに高いレベルに引き上げる決意を持っている、と述べた」と発表された。
エルドアン大統領が会見において、イラクと署名を交わした合意にも触れていると強調した声明では、次のように述べられた。
「エルドアン大統領は、イラクと非常に包括的な法的書類に署名し、この協調的姿勢がIKBY地域も視野に入れているとした。バグダードで署名された合意の覚書を通じて世界に宣言した鉄道・道路開発プロジェクトが、全イラクの繫栄と平和に寄与し、バグダード[中央政府]とエルビル政府が第三者の介入を許さずに健全な対話と作業関係を築く必要がある、と述べた。トルコがIKBYとの貿易関係を発展させようとしていると強調したエルドアン大統領は、オヴァキョイ-フィシュハブル検問所が短期のうちに開かれ、デレヂク-ゼティ検問所の車両通行が開始されるのが重要であると明かした。同大統領は、当該地域におけるトルクメン人の政治的代表性をはじめ彼らの権利や利益が尊重されるものと信じているとも述べた。」
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( 翻訳者:関口ひなた )
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