エルドアンの米訪問、なぜ延期されたのか?
2024年05月12日付 Cumhuriyet 紙

月曜日(5月13日)にギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相をアンカラに迎える準備を整えている公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドン大統領が、ギリシャメディアに対し注目に値する発言を行った。発言中、エルドアン大統領は自身の訪米を延期された理由についても明らかにした。

月曜日にギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相をアンカラに迎える準備を整えているAKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がギリシャのメディアのインタビューに応じた。

■米国訪問延期の理由

エルドアン大統領は件のインタビューで、先週までに予定されていた米国訪問が延期されたことに関しても述べた。

エルドアン大統領は、「訪米は両国日程が合わなかったために延期となった。ご存じのとおり、米国は選挙を直前に控え、バイデン氏のスケジュールはいっそう多忙となっている。他方、こちらのスケジュールも国内でも国外でも慌ただしい。この種の訪問は両国の都合に応じて変わる。トルコ側職員は引き続き先方と打合せをおこない、ふさわしい日程を決めるべく作業を続けている。我々はトルコとギリシャの関係において米国の政治的バランスを維持していくことに賛成だ。また、同盟法にふさわしい距離を保ち、建設的な対話を促すアプローチが有益だと信じている。それにギリシャとは仲介人をはさまずに直接連絡をとっている。こうした関係を継続し発展させることは、両国関係にさらに積極的な貢献をもたらすだろう」と述べた。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:57895 )