外務省がナクバの日に際して声明を発表 イランはアメリカを激しく非難する|シオニスト政権は世界における組織的テロリズムの象徴である(2)
2024年05月14日付 Hamshahri 紙


−(続き)−
 イスラエルは反ユダヤ主義というイメージの枠組みの背後で長年にわたって偽善的に被害者を演じてきたが、ようやくそのアパルトヘイト体制の実像が明らかになり、メディアによる長年のプロパガンダの塵埃から覚醒した世界の人々の思想と良心がこの汚れた存在の本質を理解し、また他方で、この偽りの存在の指導部の間にかつてないほどの内部対立が明らかになった今、抑圧されても抵抗する、気高く勇敢なパレスチナの民に対するこの真のナクバとホロコーストは、この歴史的な土地の解放の日の祝賀をもって終わることが望まれる。

 1403年オルディーベヘシュト月21日(西暦2024年5月10日)金曜日、国連総会は、国連憲章第4条に基づき、パレスチナ国家が国連に正式加盟するための条件を満たしていることを認める決議を採択した。

 これに関連して、外務省は、パレスチナと非合法で偽りのシオニスト体制の問題に対するイラン・イスラーム共和国の不動の立場、及びパレスチナの人民解放闘争への支援を強調するとともに、パレスチナの人々の待望への連帯を改めて宣言し、パレスチナ問題こそがイスラーム世界の抱える問題の筆頭にあることを強く主張する。

 また、イラン・イスラーム共和国はパレスチナの国連正式加盟に向けた支援を行うことを表明するとともに、パレスチナを国連正式加盟国として受け入れることは、パレスチナの人々が忍耐と神への信頼をもって耐え忍んできた歴史的不正義を調査するための第一歩となり、転換点となると考える。

 アクサ―の嵐から、シオニスト侵略体制を懲罰する誠実な約束という力強い作戦や地域における抵抗運動の高まりに至る、最近発生した出来事は、未来を形成していく出来事の礎となるものであり、気高い諸国民、特に世界の東西の勇敢で気高い教授や学生を含む、世界各地の様々な階層の人々やエリートたちの支持と防衛の声、そして世界の世論の覚醒によって、パレスチナの地の占領の完全な終了とその地の人々の歴史的権利の実現、特にこの歴史的土地全体における、エルサレムを首都とする独立した統一パレスチナ国家の樹立に結びつくだろう。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:KY )
( 記事ID:57991 )