改革派の多くが選挙候補者調整のために改革戦線との協調について話し合っている中で、セイイェド・モハンマド・ハータミー元大統領がモハンマド・サドル氏に第14期大統領選挙への立候補を呼びかけたことで、一部の政党から不満の声が上がっている。
【ジャーメ・ジャム電子版】本紙が入手した情報によると、一部の改革派政党は、セイイェド・モハンマド・ハータミー元大統領の指導力を認めることを強調しつつ、同師が常々、改革派系諸派と改革戦線との調整の必要性を強く主張しているにも関わらず、セイイェド・モハンマド・サドル氏に対して直接立候補を要請したという事実は、二つのケース以外には考えられない、と主張している。すなわち、改革戦線を構成するメンバーの意向に基づいて同師自身がこの決断を下したか、あるいは同師が個人的な形で政治的行動を取ったかのいずれかだ、ということだ。
一部の政党は、ハータミー師の努力は改革戦線の枠組みの中で他の諸政党と調整して行われるべきだったのであり、ハータミー師のサドル氏への提案は、組織的関係性を欠いた個人的な行動であることを示唆していると考えている。
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( 翻訳者:ZY )
( 記事ID:58070 )