イスラエル:ヒズブッラーによるロケット弾発射が原因で北部の広域で火災発生(3)
2024年06月13日付 al-Mudun 紙


■「ヒズブッラー」からのロケット弾と火災の日:米国政府はイスラエルによるエスカレーションを望まない

【本紙】

連続する火災

一方でイスラエル軍は、「防空システムと複数の戦闘機がヘルモン山地域でレバノン方面から侵入してきた不審な2つの航空目標を迎撃した」と発表したうえで、「迎撃作戦による破片が原因で、同域で火災が発生した」と付言し、「採用されている方針に従って警告が発された」と続けた。

さらに同軍は、「その事件の最中、この2つの目標に対して異なる迎撃ミサイルが発射されサフェド地域上空で爆発したが、このミサイルの破片が落下したことにより同域で火災が発生した」と付言し、「詳細は調査中である」として説明を終えた。

イスラエル警察は、「レバノン南部から朝に発射された複数のロケット弾に起因する北部の広域な領域における火災発生を原因として、複数の家屋からの避難が起き、その他の家屋も損傷した」と発表した。

一方でイスラエル公共放送機関「カン」は、ヒズブッラーが今日実行した攻撃により、北部の複数の拠点で火災が発生したとしつつ、現在計25隊におよぶ消防隊が火災の拡大を防ぐために活動しており、増援も到着中であると報じた。

イスラエル軍公式ラジオによると、ヒズブッラーが今日発射したロケット弾の総数は現在までで215発におよんでおり、これは10月8日に衝突がぼっ発してから同組織から1日に発射された数としては「最大」と考えられるという。

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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:58089 )