イスタンブルで7階建てのビル、崩壊
2024年06月28日付 Cumhuriyet 紙
バフチェリエブレルで7階建てビルの一部が崩壊した。現場には、消防班と災害危機事態対策庁(AFAD)職員たちが派遣された。事件による死亡者と負傷者はいなかったと伝えられた。崩壊したビルの瓦礫はドローンで空撮された。
情報によると、事件はバフチェリエブレル区ザフェル地区ヤディガル通りで起こった。通りのとあるビルで、午前4時45分頃に一部崩壊が起きた。
現場では、消防班とAFAD班、保健班が派遣された。警察によると、周囲で徹底したセキュリティ対策が取られている中で、AFAD班が瓦礫で捜索・救助活動を始めた。救助犬とともに行われた捜索の結果、瓦礫の下には誰もいなかったことが明らかになった。
◾️知事府の声明
イスタンブル県知事府による事件関連の声明では、「1970年に建設されたと確認された4階建てのビルの一部が崩壊した。現場には多くのAFAD班、消防隊、112番救急班、警察が派遣された。救助班による捜索で、事件による死亡者や負傷者、また瓦礫の下敷きになった人はいなかったことが明らかになった。崩壊したビルの周囲の建物では、予防措置の目的から中を空にし、必要なセキュリティ対策が取られた。」と説明された。
救助チームによる事件現場の捜査は続いている。
◾️違法だったことが明らかに
崩壊したビルの公式登録は4階建てだが、1994年に違法に3フロアが増築されていたことが明らかになった。
◾️捜査が開始された
ビルの崩壊に関して、バクルキョイ検事局による捜査が開始された。検事局の捜査では、専門家による調査が行われると明かされた。
◾️規制のもとビルの解体を開始
事件後にその地域を調査した当局は、1980年に建設され1994年に違法な3フロアが加えられたビルを完全に取り壊すのを決定した。
バフチェリエブレル区の作業班は、規制のもとでビルの解体を開始した。通りの周辺では厳重なセキュリティ対策が取られ、ビル周辺では大型作業機械により解体作業が行われた。作業班による解体作業は続いている。
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( 翻訳者:今田杏佳 )
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