ボドルムで山火事―陸から海から消火活動
2024年07月09日付 Milliyet 紙

ムーラ県のボドルム区で森林火災が発生した。そうした中、火災を制御するため消防隊が上空や地上から消火活動を開始した。

火災は14時15分頃、プナルベレン地区の森林地帯で発生した。現時点で判明している情報によると、森林から炎が立ち上っていることに気が付いた住民らが112番に緊急通報したという。

通報をうけムーラ森林地域局とムーラ広域市消防局の隊員らが現場に出動した。

消防隊はまもなく火災発生現場に到着し、陸から消火活動が行われると同時に、地域の全航空機も現場に派遣された。

■地上隊員らが協力して消火活動を行う

炎は急こう配の土地に向かって燃え広がっており、航空機は絶え間なく出動している。一方で陸上の消火隊は、協力してホースを運び森林内部に進み消火活動にあたっている。

■ボドルム郡知事とボドルム区長からの発表

ボドルムのムスタファ・チト郡知事とボドルムのタメル・マンダリンジ区長も火災現場に駆けつけ消火活動の状況把握を行った。チト郡知事は、隊員らはあらゆる手段を用いて消火活動にあたっているとして、記者らに以下のように述べた。

「火災のコントロールが試みられている。周辺にかなり燃え広がっている。プナルベレン地区やエトリム地区にまで延焼しないよう消火活動にあたっている。我々の林業組織の航空機は高い水準に達していることを確認した。鎮火作業終了後には軍警察が出火原因の調査を実施する予定だ。」

マンダリンジ区長は、出火場所が傾斜の急な土地であったことから地上からの消火活動が難航しているとして、以下のように述べた。

「250回を超える飛行の上下動を行って消火活動が行われている。現場が山地帯であるうえにあらゆる方向から風が吹いているため、様々な地点でコントロールが効かずに火が燃え広がる傾向をみせている。一片の森林を失わないよう、効率的な消火活動にあたっている。」

■マニサ

マニサ県のギョルマルマラ郡の低木地帯でも火災が発生した。上空と地上から消火活動が行われている。16時20分頃、ギョルマルマラ郡イスメトパシャ地区近辺の低木地帯で火災が発生した。出火の原因は分かっておらず、風の影響もあり火はすぐに燃え広がった。イズミル森林地域局が所有する飛行機4機とヘリコプター6機、放水車17台、水槽車3台、ブルドーザー2台が動員されている。

■森林火災はコントロール下に

16時20分頃に発生した低木地帯での火災は、2時間にわたる消火活動の末、コントロール下におかれた。現地では鎮火のための消火作業が続けられている。

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( 翻訳者:金子萌 )
( 記事ID:58315 )