イズミル・ベルガマのチョバンラル地区の森林地帯で発生した火災は24時間後に鎮火したが、悲しいニュースが入ってきた。トラックで火災地帯に行こうとしたベルガマ森林管理局長のシャヒン・ドネルタシュ氏は事故により殉職し、運転手のオズギュル・ディルシズ氏が負傷した。
前日の15時頃、イズミルのベルガマ区チョバンラル地区近くの森林地帯で火災が発生した。森林地域局のチームは、住民からの通報を受けてその地域に派遣された。火災は、航空機6機、ヘリコプター5機、散水車25台、水槽車7台、ブルドーザー4台、地上チーム4チームによって空と陸から鎮火活動が行われた。陸上の鎮火活動は一晩中続いた。風の影響で延焼した火災に対し、昨日の明け方から再び空からの活動が開始された。火災は発生から24時間後の昨日15時頃に鎮火した。
消火活動に出たベルガマ森林管理局の運転手、オズギュル・ディルシズ氏が運転するトラックが制御不能となり横転した。この事故でドライバーのディルシズ氏とベルガマ森林管理局長のシャヒン・ドネルタシュ氏(41)が負傷した。負傷者はベルガマ国立病院で応急処置を受けた後、ヘリコプターでイズミル市立病院に搬送された。ここで治療を受けた負傷者の中でも、健康状態が悪化していたドネルタシュ氏を救うことはできなかった。同氏が2人の子供の父親であると伝えられた。カルシュヤカ区の森林地域局でドネルタシュ氏の葬儀が執り行われた。妻のメルテム・ドネルタシュさんは式典で、「彼は24時間365日、命と魂を込めてこの国のために尽くしてくれた。神が彼の魂を安らかに休ませてくださいますように。私たちは彼が恋しい。」と述べた。ドネルタシュ氏は本日、マニサ・デミルジのドゥルハサン・モスクで金曜日の礼拝後に行われる葬儀の後に埋葬される。イブラヒム・ユマクル農林大臣もドネルタシュ氏への哀悼のメッセージを発表した。
■フォチャの火災
イズミルのフォチャ区フェヴジ・チャクマク地区で、市民が火災に最初の鎮火活動を行った。ハヤト・フォチャの住民は予防措置として避難し、イズミル行きの便も他の空港に変更された。フライトは21時30分に通常に戻った。
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( 翻訳者:大屋千寛 )
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