イスマイルアー教団関係のムフティー、不適切な状況で捕まる?
2024年09月20日付 Cumhuriyet 紙
コンヤ県ベイシェヒル郡で勤務するイスマイルアー教団の信徒とされるムフティーのG. B氏が、2週間前に女性と一緒に車の後部座席で上半身裸の状態で身柄を拘束されたことが発表された。
イスマイル・サイマズ記者は、イスマイルアー教団の信徒であるムフティーが車の中で女性と一緒にいようとしたところ警察に身柄を拘束されたと報じた。
サイマズ記者はHalktv.com.trのコラムでこの件に関する記事を書き、コンヤのイスマイルアー教団の信徒と数人の政治家によるムフティーのG. B氏に関する捜査への介入があり、調書が警察から検察に送られなかったと報じた。
サイマズ記者は次のように続ける。
イスマイルアー教団の信徒であるG. B氏は、今年7月にコンヤ県ベイシェヒル郡にムフティーとして配属された。
容疑によると…
ムフティーのG. B氏は、2週間前に開けた場所に停まっていた車の後部座席で女性と一緒にいるところを警察に身柄を拘束された。G. B氏は上半身裸だった。
ムフティーの身元は判明したが、隣にいた女性は身元を明かさなかった。警察は調書を取った。
郡は県のムフティーに、県のムフティーは、コンヤ県にこのことを報告した。
G. B氏はチャドル(長衣)を被った妻をコンヤ宗務局に連れてきて「その女性は私です」と言わせた。
コンヤ県のイスマイルアー教団の信徒や数人の政治家が、G. B氏に関する捜査がなされないよう介入した。警察は検察へ調書を送ることができなかった。
■「妻でないなら悲劇だ」
サイマズ記者は、この件で責任者らが非常に立腹しており「宗務庁の面汚し」と、またイスマイルアー教団がムフティーを所属させていることについても批判しているとしたうえで、宗務庁の責任者がこの件について次のように述べていると報じた。
「まず、その人が妻だったのかを知る必要がある。妻でないならこれは悲劇だ。すぐに任を解く必要がある。宗務庁の面汚しだ。妻であったとしても捜査がなされるべきだ。その人を連れてきて「これは私です」と言わせているのだ。国民に神を浸透させるイスマイルアーがこの背後にいる。このことを隠したがっている」
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( 翻訳者:神谷亮平 )
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