高等教育機構(YOK)「大学システムの変更はない」
2024年10月06日付 Cumhuriyet 紙

高等教育機構(YÖK)は、「大学システムが変わる」との報道は事実を反映したものではないとし、そうした取り組みは存在しないと発表。今回おこなわれた提言では高等教育の未来とYÖKのビジョンについての議論が交わされたのであり、大学システムの変更に関する議題はなかったと強調された。

YÖKは「大学システムが変わる」という一部ウェブサイトのニュースは事実を反映したものではなく、そうした取り組みは存在しないと発表。

YÖKは文書声明を発出し、次のように明らかにした。

「本日、一部メディアが報道した「大学システムが変わる」というニュースは事実を反映していない。当機構ではそうした取り組みは存在しない。先週、当機構が大統領官邸でおこなった提言会では、我が国の高等教育の行く末、大学へのアクセシビリティ、学術的生産性、科学研究費、そして現在実施されている専門化プログラム、国際化、(教育の)質と単位化といった課題が議論された。同時に、今後30年間に世界とトルコの高等教育に影響を与えるであろう変化や当機構の将来ビジョンに向けた準備、このほか各プロジェクトについて関機構長や理事から包括的な提言が行われた。こうした取り組みや聴衆から歓迎をもって受けとめられた。これからの数日間も、こうした生産性の高い議論を続けることが合意された」

YÖKのエロール・オズヴァル機構長ならびに執行役員が同席して実施された提言会では、大学システムの変更に関する議題は一切含まれていないことが明言され、(文書声明は)「当機構を疲弊させ、世論に迎合することを目的としたこの手の報道に気をとられないこと、そして報道機関にはいっそう責任を持った行動を期待する」と締めくくられた。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:58828 )