サウジアラビア:国内の主要港とインドを結ぶ新たな貿易航路が開通(2)
2024年11月04日付 Al-Nahar 紙


■サウジアラビアとインドを結ぶ貿易ルート: アジアと世界貿易への新たな玄関口

【ベイルート:本紙】

さらにこの航路はインド製品の湾岸地域への輸出や、同地域からの域内市場、世界市場への輸出を可能にし、生産物輸出におけるインド経済の課題を部分的に解決する商業的出口を提供することになる。このような物流の改善は、インドに消費財や石油化学製品などの製品を新たな市場に輸出する機会を与え、経済への外貨流入と産業成長の促進に寄与する。

一方サウジアラビアにとっては、この新たな貿易ルートは、世界的な物流ハブとしての自国の役割を強化することを目的とした「ビジョン2030」に沿って、歳入源の多様化と海運部門の発展に向けた取り組みを支援するものである。年間270万個のコンテナを取り扱うダンマーム港は、グローバルサプライチェーンの戦略的な構成要素であり、この新航路はこれによって、この地域における重要な物流拠点としての同港の役割を強化することになる。

(後略)

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( 翻訳者:高橋英佑 )
( 記事ID:59047 )