トルコのレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領が露プーチン大統領と電話会談を行った。この会談でエルドアン大統領は、トルコがこの地域の緊張を終結させるべく努力を続けていること、今後も和平プロセスに貢献していくことを表明した。
この会談についてコミュニケーション総局は次の声明を発表した。
「レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は露プーチン大統領と電話会談を行った。この会談ではトルコ・ロシアの二国間関係や地域的・世界的課題について議論された。エルドアン大統領は、両国間の貿易量拡大をはじめとし、多様な分野での協力強化を目指していると述べた。さらにトルコはこの地域の緊張を終結させるべく努力を続けており、今後も和平プロセスに貢献していくと述べた。」
■明日も重要会議
NATO事務総長のマーク・ルッテ オランダ首相が明日トルコを訪問する。ルッテ首相はエルドアン大統領、ハーカン・フィダン外相、ヤシャル・ギュレル国防相と会談予定。またトルコ防衛産業関係者とも会談し、トルコ航空宇宙産業センター施設を視察する。あわせてアタテュルク廟を訪問し献花する予定である。
ルッテ首相のアンカラ訪問では、シリアにおけるクルディスタン労働者党(PKK)、クルド人民防衛隊(YPG)関連テロ組織の存在や、ウクライナ・ロシア紛争の仲介役としてトルコの可能性、その他の二国間問題が議題となる見込みである。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:59115 )