カタール:国営石油会社がシェル社と年間300万トンの液化天然ガス供給契約を締結
2024年12月02日付 al-Quds al-Arabi 紙
■カタールエナジー社、シェル社を通じて中国に液化天然ガスを供給する契約を締結
【ドーハ、シンガポール:本紙】
カタール国営の「カタールエナジー」社は、中国輸出向けの液化天然ガスを供給するため、「シェル」社と長期売買契約を締結した。
カタールエナジー社は昨日月曜日の声明で、この合意は年間300万トンの液化天然ガスをシェル社に供給にすることを骨子としており、2025年1月に供給が開始されると述べた。
さらにカタールエナジー社は、この合意は中国のLNG市場の継続的な成長を示すものであると付言したが、シェル社との供給契約の期間については明らかにしなかった。
4つの商工関係筋が明らかにしたところによると、当契約における液化天然ガスは中国にあるシェル社の補給施設に送られる予定だという。
シェル社は、アジア経済が成長し、より汚染の少ない化石燃料である液化天然ガスが(発電における)石炭の地位に取って代わることにより、液化天然ガス市場は2023年の年間約4億トンから、2040年までに約50%成長すると予想している。
液化天然ガスの販売が好調だったこともあり、シェル社の第3四半期の利益は60億ドルに達し、予想を12%上回った。
(後略)
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( 翻訳者:深澤佳那子 )
( 記事ID:59169 )