文化イスラーム指導大臣と日本大使が会談で強調:イランと日本の多面的関係発展の幅広い機会(2)
2024年11月28日付 Iran 紙


−(続き)−

 文化イスラーム指導大臣は、日本大使の10か月に及ぶイラン駐在に触れて、「この間に、大使は科学的・文化的また芸術的交流を拡大することができた。また、それらについて考え、課題としうるさらに多くの機会が確実にある」と述べた。

 サーレヒー大臣は、最近のIRNAによる日本大使のインタビューと、大使がイランに対して新たなイメージを抱くようになったと述べたことに言及して、「イランを訪れるすべての人がこの印象を持つようになるだろう」と付け加えた。

 大臣はさらに、「日本大使館は両国の国民のより良い社会的関係やメディア的関係のための機会を提供することができ、またイランについてのより正しいイメージを日本人観光客やメディアに提示することができる」と述べた。

 文化イスラーム指導大臣は話の別の箇所で「長い文明を有する国には知性と洗練の蓄積があり、イランと日本のような国はこの特徴を有している。なぜなら長い文明の歴史はそういった国々に数多くの文化交流の機会を提供するからだ」と付け加えた。

 同大臣は歴史の浅い国々は互いに深い交流をすることができないと指摘した上で、「世界にはおそらく50年や100年の歴史をもたない国もあるが、歴史的資料に基づく数千年の文明を有する国同士は、多様で多層的な関係をともに築くことができる」と付け加えた。

−(3)に続く−

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( 翻訳者:SK )
( 記事ID:59211 )