バッシャール・アサド政権の転覆後、イズミルで暮らすシリア人らは故郷の動向を注視しているが、一部のシリア人の自営業者たちは帰国の準備を進めており、1-2か月の間に帰国を望んでいることを明らかにした。
イズミル広域市でシリア国籍をもつ市民が最も多く暮らしている地域の一つはコナク区に属するバスマネ地区だ。シリアで内戦が始まった後、イズミルにやってきて定住したシリア人はバッシャール・アサドの転覆に喜びを感じている。
動向を注視しているシリア人の一部の自営業者は、1-2カ月の間に帰国したいと話した。少しずつ準備をしていると言う自営業者は、親戚がシリアにおり、そこで暮らしたいと話した。
◾️一部は店仕舞、一部は帰国の準備
ディヤーアッディン・サーリムという名の自営業者は、家族がダマスカスにいると説明した。2-3カ月以内にシリアに戻りたいと話すサーリムさんは、準備を始めているという。サーリムさんは「トルコはとても素晴らしい、大好きだ。我々に門戸を開いてくれた。故郷の動向を注視している。我々は[トルコで]経済的に疲弊している。家賃、水、電気は高い。シリアには自分の家がある。私は結婚しており、4人の子どもがいる。みんなここにいるので、一緒に行く予定だ。」と話した。
一部の自営業者はトルコに定住し、生活に満足していると述べる一方で、一部の自営業者は店を閉めて帰国したことが分かった。
◾️インターネットで家財の広告を
政権崩壊の後、イズミルで暮らすシリア人たちはインターネットを通して家財を売る様子が見られた。ソーシャルメディアを通して多数の家財の広告が占めているのが確認できるが、これには「緊急」という文句が書かれているのが目を引いた。
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( 翻訳者:橋本響 )
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