ミニバス運転手、運賃未払いとして乗客の降車を拒絶
2024年12月18日付 Milliyet 紙

サルイェルにて!ミニバスの運転手が怒り狂い、扉を閉じて誰も下ろさなかった

サルイェル・プナル街区とジンジルリクユ間メトロバス線で運行するミニバスの運転手が、20人の乗客が運賃を払わなかったと主張して口論が起きた。運賃を受け取るまでドアを閉じて、市民らを降ろさなかったその運転手は、「この運賃は払ってもらう、さもなくばドアは開けない。乾いたものの隣では濡れたものも燃える(校閲者註:罪人のそばでは無実の人も責任を取らされるという意味のことわざ)」と言い、市民らを脅した。

事件は、午前9時前後にマスラクにて発生した。伝えられるところによれば、プナル街区とジンジルリクユ間メトロバス路線を運行していた34M1019ナンバーのミニバスの運転手が、ミニバス走行中に、20人の乗客に彼らが18リラの運賃を払わなかったことを主張して不満を表したという。誰もその際運賃を渡さなかったため、運転手はその後もしばらくして乗客に呼びかけて運賃を要求した。

運転手は、20人が料金を支払った後に乗客全員を降ろすと述べた。苛立ったそのミニバス運転手は、「この料金を払ってもらう、さもなくばドアは開けない、乾いたものの隣では濡れたものも燃える。全く同じことだ、1人や2人じゃない、このバスには35人いるのだ。18リラで名誉と尊厳を売る輩どもよ」と怒りを露わにした。

■「ドアは開けない。」
バス運行中に運賃が支払われなかったため、ミニバスに乗っている人々に不満を表し続けた。運転手は、「運賃を支払うのだ。お前達が支払わないのならば、この満員のバスは元来た道に引き返す。ドアも開けぬ。言っておく。私は真剣だ、有言実行するぞ。1人や2人どころではない。20人だぞ。5人や10人ならばまだマシだったものを」と言った。その後、少し経って、ミニバスの乗客のうちの何人かが料金を渡した。この際、運転手は、「お前らは誠実さがなんだとかいうことはぺらぺら話すのに、18リラぽっちにもへこへこして、お金を出し惜しむわけだ。我々は愚かなものだな。見ろよ、お金がやってくる様を」と言いながら運賃を集めた。

■「そんなに言うならこの仕事を辞めろ。」

一方で、一部の乗客は仕事に遅れると訴え、ミニバスのドアを開けるよう要求した。この際に起きた口論の中で、乗客の一人が「それならこの仕事を辞めろ、こんなことが許されるのか?こんなの初めて見たよ」と運転手に抗議した。一連の流れを乗客の何人かが携帯電話のカメラで撮影していた。

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( 翻訳者:木村沙帆 )
( 記事ID:59283 )