ダマスカス航空、1月7日に国際線発着はじまる
2025年01月04日付 Cumhuriyet 紙
シリアの首都ダマスカスのダマスカス国際空港は1月7日に国際線の航空便を開始すると発表した。
シリア国営通信社(SANA)に語った民間航空および航空輸送委員会のアシュハド・サーリビ委員長はダマスカス国際空港は1月7日に国際線の航空便を開始すると述べた。
サーリビ委員長はアレッポとダマスカスの空港運営再開のため準備を続けてきたと述べ、「協力者の支援によってこれらの空港が世界各地から到着する航空便を迎え入れる状態になったと保証する。」と述べた。
シリアのバアス党政権の崩壊後に運営再開されたダマスカス空港では初の旅客便が12月18日に出発し、アレッポ空港に着陸していた。
■ダマスカス空港とは
シリアの首都ダマスカスの街で操業している国際空港だ。公式には1970年代に開港し、シリアで最も利用者が多い空港である。最近の進展とともに大幅な成長率を記録すると見込まれており、シリアの国営航空であるシリア航空によって主要ハブ空港として使用される。
■最近の進展
2024年12月7日のバッシャール・アサド大統領の国外逃亡後、空港は全ての航空便の運転を一時中断していた。必要な準備を終え、2024年12月17日にアレッポに向け離陸したシリア航空のフライトをもって国内線を再開した。
再開したにもかかわらず、空港は2025年1月1日まで全航空便を再び一時取りやめると発表した。しかしこの決定はシリア民間航空局(SCAA)が特別に許可した航空便については無効となる。
■技術的特徴
空港はダマスカスから約20km南東に位置し、海抜616m(2020フィート)の高さにある。
空港は各長さが約3600m(11800フィート)のアスファルトの滑走路2本(05R/23L、05L/23R)を備え、様々な大きさの航空機に対応できるよう設計された。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
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