ボル・スキー場のホテルで火事―66人死亡
2025年01月21日付 Cumhuriyet 紙
ボル、カルタルカヤのスキー場にあるホテルで発生した火災に際し最初の発表によると、10人の命が亡くなり、32人が負傷した。ボル県アブドゥラジズ・アイドゥン知事は、火災が5階のレストラン部分で発生した可能性に関して考察していると述べた。トゥンチ法務大臣はというと、火災に関する調査が始まったと発表した。ボル市タンジュ・オズジャン市長は、「担当の方々がまだ全ての階に入ることができたわけではない。とても深刻な事態であることを共有しなければなりません。」と述べた。
コロオール山脈の山頂に位置するスキー場にあるホテルで未だに特定できていない原因により火災が発生した。火は短時間でホテルを覆った。
通報を受けて、エリアに市中心部、郡、周辺の県からたくさんの数の消防隊が、災害緊急事態対策庁(AFAD)、国家医療救急班(UMKE)、医療チームと共にヘリコプターで派遣された。
火災が原因でホテルに取り残された人を救出すると同時に、派遣職員たちは大規模な消火活動を続けた。
◾️レストラン部分で始まった可能性を調査
ボル県アブドゥラジズ・アイドゥン知事は、火災が5階のレストラン部分で始まり上階に燃え広がった可能性を考察しており、正確な発生理由が実施中の調査後に明確になるだろうと述べた。
アイドゥン知事は、ホテルの上階で続いている火災に対して対処が続いていると述べ、当該チームが死亡者・負傷者がいる可能性に対して部屋を一つずつ確認していると述べた。
◾️アリ・イェルリカヤ内相からの説明
アリ・イェルリカヤ内務大臣はというと、火災に関して以下の通り述べた。
「本日、3時27分にカルタルカヤのスキー場にあるホテルで火災が発生したという知らせを受けました。火災に対して、様々な公的機関や組織から267名の職員が対応し、救助が続けられているということです。残念ながら、10名の死亡者、負傷者は32名に増えてしまいました。亡くなられた方に対しましてはアッラーの慈悲を、負傷された方には一刻も早い回復をお祈り申し上げます。」
◾️調査開始!
ユルマズ・トゥンチ法務大臣は、災害に関して行なった説明で、以下のように述べた。
「ボル、カルタルカヤにあるホテルで発生した火災に関して、ボル共和国検察庁によって司法調査が始められ、6名の共和国検察官が任じられました。同時に、5名から成る専門家委員会がつくられました。調査は細心を持って続けられているところです。」
◾️タンジュ・オズジャン:「非常に深刻な事態」
ボル市タンジュ・オズジャン市長は、ソーシャルメディアの自身のアカウントで以下の説明を行なった。
「私たちは、今夜3時30分にカルタルカヤで発生したホテル火災に消防隊を派遣した。派遣された様々な職員が全力でたくさんの国民を火災から救出し、現在も未だに建物内で救出活動が続いています。神よ、二度とこのような苦しみをお見せになりませんように。中では現在、冷却活動が続けられています。担当の方々が、未だに全ての階に入れていないのです。神のご加護がありますように。」
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( 翻訳者:鈴木啓太 )
( 記事ID:59539 )