テヘランとドゥシャンベの関係、23の協力合意書を以て発展(2)
2025年01月18日付 Jam-e Jam 紙


−(続き)−

ペゼシュキヤーン大統領は木曜日の晩、ドゥシャンベ在住のイラン人らと在タジキスタン イラン大使館で面会した際、両国間のビジネス交流促進を求める出席者の声に応え、以下のように述べた。「タジキスタン当局との交渉において私はこの点を強調した。我々はイランとタジキスタンのビジネスマン間の交易関係をできる限り促進するつもりであり、このことは我々とビジネスマン双方の利益になるのだ。」

同氏は、両国の国民が渡航する際のビザ問題について、この問題を緩和し解決するために必要な合意は達成されたと話し、出席者の称賛に対して、「これらは我々の義務であり、称賛は必要ない」と応えた。

大統領は、イラン・タジキスタン間の貿易における特恵関税の導入に関し、こう述べた。「私は特恵関税について我が国政府の当局らに提案し、この事案をフォローアップするよう外務省にも指示している。あなた方にもできる限りこの事案の経過を追っていただきたい。」

ペゼシュキヤーン氏はまた、タジキスタン訪問プログラムの一環としての、イラン・タジキスタン貿易・投資・観光会議での演説において、「両国は数千年にわたる歴史を有しており、最近出会った国同士ではない」と述べた。

同氏は、「我々は長い歴史を共有しており、この国の街並みを見ると私は親しみを覚える。また、我々は共通する文化的な問題も多く抱えている。我々はコミュニケーションの強化のために適切な枠組みをもつ必要がある。この構造は合同委員会の形をとり、この構造における活動が活発化すればするほど、両国の関係はより良いものとなるだろう」と付け加えた。

大統領は、「我々は観光問題については多く議論してきたが、両国のビジネスマンが活発に事業を行い、投資できるよう動かなければならない。同様に、経済・文化・芸術・交通といった分野においても交流や連携が必要である」と提起した。

ペゼシュキヤーン氏は次のように述べた。「法律が我々のコミュニケーションの拡大を促す可能性もある。我々が良い貿易ができるよう、この側面における円滑化を進めなければならない。我々は、通訳を介さずにコミュニケーションを取るのと同じくらい容易く、交易を進められるようになるだろう。我々イラン政府は、両国の関係を強化し障壁を取り除くべく、規則や法律、2か国間の貿易を強化する必要がある。」

同氏は、「タジキスタンと我が国の交流や関係強化を妨げるものはなく、我々はそれを取り除く所存である。イランは皆さんが住むもう1つの国だと感じてほしい。タジキスタンは異郷にいるという心地がせずに過ごせる国であると、我々も感じている。そうなれば、双方にとってメリットが生まれるだろう」と話した。

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( 翻訳者:KA )
( 記事ID:59680 )