イラン国営メディア会長とタジキスタン国営テレビ・ラジオ委員会委員長の会談で提起:文学的・文化的つながり;イランとタジキスタンの共同テレビ番組制作の礎を築く(2)
2025年05月05日付 Iran 紙
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同氏はまた『サルマーン・ファールシー』や『聖モーセ(彼に平安あれ)』のようなIRIBのビッグプロジェクトについて触れながら以下のように述べた。「これらの作品の制作においては現代の技術が活用されている。そのため国際的な協力に対して十分な能力がある。例えば、連続ドラマ『聖モーセ (彼に平安あれ)』のプロジェクトでは、映像制作用バーチャルスタジオが使用され、費用を抑えるとともに、視覚効果の点でも美しいシーンの撮影に成功している」
ジャバリー氏は続けてIRIBの広範な技術インフラについて強調しながら、7,000台の送信機、125のラジオ・テレビチャンネル、最近の議会選挙のための200の地方チャンネルの開設などについて言及し、技術キャパシティーは進歩に向かって互いの経験を活かすための適切な基盤であると述べた。
IRIB会長は終わりに、ドゥシャンベの代表事務所の開設および共同でのシナリオ作成のための今後の計画について伝え、以下のように強調した。「両国民は文化的交流の拡大を望んでいる。できるだけ早く共同制作を始めなければならない。我々の在タジキスタン代表事務所も、協力を加速させるために速やかに業務を始められるようにしたい」
◆タジキスタン国営テレビ・ラジオ委員会委員長が協力拡大の意向を表明
タジキスタン国営テレビ・ラジオ委員会委員長も続けて、同国のメディアの発展のための五カ年計画の策定について伝え、次のように述べた。「国内のテレビ・ラジオの発展と拡大のための五年計画が策定されており、まもなく実施される予定だ。この計画は、国内メディアのコンテンツの質の向上ための重要な一歩であり、我が国の指導者が強調するところである」
ナーセル・サイードザーデ氏は、同国のラジオ・テレビ施設とインフラの量および質について説明し、両国の共同制作拡大のための企画の必要性を強調した。両国の文学的、歴史的、言語的つながりの説明とともに以下のように付け加えた。「IRIBに、今回の招待について感謝する。多くの共同協力事業を行えること、テレビ作品の分野でIRIBの能力を活用できることを望む。今日までの両国の協力関係は注目すべきであり、いくつかの演劇作品が作られてきたが、この関係を拡大していきたい」
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( 翻訳者:NS )
( 記事ID:60177 )