ペゼシュキヤーン大統領がケルマーンシャーの生産阻害要因の除去と起業家支援の施策促進を指示
2025年05月15日付 Jam-e Jam 紙


 大統領はケルマーンシャー商工会議所会員らとの会合で、民間部門の問題と課題を検討する中で州知事と執行担当副知事に指示を出し、商業および製造業の障害の除去と民間部門の関係各所への実効力のある支援を加速するよう求めた。

【ジャーメ・ジャム電子版】IRNA[イスラーム共和国通信]によると、マスウード・ペゼシュキヤーン大統領はケルマーンシャー州への挙国一致政府の地方視察計画の一環として、今朝(イラン暦1404年オルディーベヘシュト月25日木曜日/西暦2025年5月15日)、同州の商工鉱業農業会議所の会員らとの専門懇談会に出席し、民間事業者の問題点や懸念点、要求事項を綿密に検討した。

 朝食会形式で開催されたこの会合では、商業や鉱工業、農業など様々な経済分野の代表者らが、各々の経済事業が直面している課題や意見を述べ、彼らは一部の手続きの修正と民間部門の役割強化について提案を行い、商業事業者や生産事業者の事業促進に向け効果的なメカニズムの構築を求めた。

 この会合では、意思決定プロセスや経済的諸規定の承認の際に民間部門の代表者らとの協議を効果的に活用することや、地方の行政・開発業務の円滑化を図るために知事にさらに多くの権限を委譲することなどが提案された。これらの提案は大統領に歓迎され、さらに詳細な検討を行うための会合の開催が決まった。

 またペゼシュキヤーン大統領はこの会合においてケルマーンシャー州知事と執行担当副知事に指示を出し、同州の商業力と生産能力のすべてが発揮される道を開くために、提起された問題に真摯に取り組み、経済活動の障害を除去するプロセスを加速させる必要性を強調した。

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( 翻訳者:SK )
( 記事ID:60192 )