モスタファー・モウラヴィー大統領特別監察官とカズヴィーン州の諸政党幹部および政治活動家らとの会合で、カズヴィーン州の道路沿いのガソリンスタンドで水を混ぜた低品質のガソリンを販売したという違反行為についての興味深い話が同大統領特別監察官によって取り上げられ、それには注目の裏話があった。

（ハムシャフリー・オンライン）モスタファー・モウラヴィー大統領特別監察官は、ティール月24日［西暦7月15日］火曜日の夕方、事前通知なくカズヴィーン州を訪問した。この訪問の最も重要な部分は、カズヴィーン州の諸政党幹部やその他の政治活動家らとの会合だった。この会合の注目すべき場面は、カズヴィーン州でマスウード・ペゼシュキヤーン博士の選対本部長を務めるモハンマド・アリハーニー氏による率直で透明性の高い発言だったと言えるだろう。アリハーニー氏は、連携協力関係にある諸政党・政治家の代表者らに対し、今日の危機的な状況において二極化に警戒するよう警告した。

　一方、カズヴィーン州の道路沿いのガソリンスタンドで水を混ぜた低品質のガソリンを販売したという違反行為についての興味深い話が大統領特別監察官によって取り上げられ、それには注目の裏話があった。

◆大統領の乗る車の燃料タンクが水を混ぜたガソリンで満タンに

　モスタファー・モウラヴィー大統領特別監察官は、この会合で、カズヴィーンで水を混ぜたガソリンが販売された問題について、「タースーアー［モハッラム月９日（イマーム・ホセインが殉教したアーシューラーの前日）］の前に大統領は護衛と共に3台の車でタブリーズ方面へ出発し、ラシュト自動車道の出口の少し手前でガソリンスタンドに立ち寄り給油した」と述べた。

　同氏はさらに、「給油した後、3台ともターケスターン［カズヴィーン州の都市］の少し手前でエンジンを切った。その後調査した結果、このガソリンスタンドは低品質で水を混ぜたガソリンを販売しており、以前にも同様の違反行為を行っていたことが判明した」と付け加えた。

　大統領特別監察官は、大統領はこの件について州政府機関に連絡を取らなかったと述べ、「大統領はタクシーに乗ってタブリーズへ向かった」と続けた。

　モウラヴィー氏は、「石油製品配給会社に電話をかけたところ、このガソリンスタンドは過去にも苦情が寄せられたことがあるという話だ」と説明した。

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（ 翻訳者:SM ）
（ 記事ID:60537 )